生きる力の育て方
少し前に挙げたNoteの記事で「生き抜く力」と言う言葉を使いましたが、生き抜くと言うか、「生きる力」「やり抜く力」ですね。
非認知能力の1つかなと思っています。
以前「生き抜く力」と書いた記事は以下の通りです。
非認知能力とは、忍耐力や協調性、コミュニケーション能力など人間が生きていく中で大切にすべきの、複数の力をまとめた概念のことです。
グリット(grit)と言われる「やり抜く力」は、社会で活躍できる人の共通点の一つであるという米国の研究発表をきっかけに、日本でも注目されるようになったそうで。
非認知能力は注目されはじめて10年くらいでしょうか?そのくらいは経つ気がします。
(もっと経つ?)
少し前なので、今年度に入って行われた某調査にて、保護者に「非認知能力」について知っているかを尋ねたところ、「知っている」という回答が約6割を占めたそうです。
だいぶ浸透してきたようですね。
とはいえ、非認知能力がどうついたかは、数値化しにくく、私たちが工夫しているつもりでも、実際大きくなってどうなんだろうと思っています。ここが数値化できない難しいところですね。
非認知能力という言葉が拡がって、保育者は、1つあそびをとっても、まず子どもの意見をまず聞います。また、何かあった時、どうしたらいいか答えを保育者が言うのは容易いけれど、それもまず子どもに考えてもらい、場合によっては保育者が助言をするようにしています。この方法は一斉保育に比べて保育者の能力が試される保育だと思います。
私たち保育者は、近隣の小学校1年生の公開授業に行くことがありますが、小学校もだいぶ子どもに考えさせるような持っていき方に変わってきた印象を持っています。
何をもって「子ども主体」というかという答え。
環境設定により保育を行うこと。
いずれも試行錯誤でしかできないのですが、子どもが小学校に行った時に、学校に自ら馴染み、自身の困りごとを先生や友達に伝えられ、先生の話を聞いて動くことができる子になるように、保育を工夫していきたいです。
打倒!小1の壁!