9.25 ただのバッドな日じゃ無い

昨日は心がしんどかったので、帰り道に田町の本屋に寄った。品田遊の新著を買うために。店舗の機械で検索したらエッセイの本棚にあると書いてあったので見に行ったが無い。かなり探し回ったが無かったため、ダメ元で店員さんに聞いたら15分近く探してくれて、結局話題書のコーナーにあったらしい。少し申し訳なかったけど、感謝感謝だった。それを待っている間に今週末行くタイについてのガイドブックを読んでみる。ぼーっとしていたので文字が滑って全く頭に入ってこなかったけど、一つだけは覚えられた。コップンカー。帰り道、早速品田遊の本を読んでいると、冒頭の、

この閉塞した現在にあえて留まることを、日記というツールは許してくれる。だから私は日記を書き続けてこられたのかもしれない。

品田遊『納税、のち、ヘラクレスメス のべつ考える日々』


という文に撃ち抜かれる。そして少し気が楽になる。

そんで、家に帰った後、僕が別れ話をされる原因の一つである、彼女に貰ったけど無くしてしまったピアスを、1時間近く、探し続けた。

見つからなかった。

半べそを書きながらジムに行って久しぶりに筋トレをした。懐かしの音楽を聴きながら、実際気持ちでは涙を流していたと思う。

はあ、謝るしか無いな、素直に。

1ヶ月も先のことを気に病んでいる僕は果たしてそこまで生き延びることができるのだろうか。

明後日に迫った試験の勉強が全く終わっていないので、僕は机に向かう。ウイスキーを飲みながら、中村佳穂を聴きながら、ガンガン過去問を解いてく。眠くなったらやめよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?