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ドイツ女子サッカー6部クラブの裏側QA紹介(後編)


今回は「ドイツで女子サッカーしていた」というと、よく聞かれることをQ&A方式で紹介します。(後編)

前編はこちら

箇条書きでなるべく簡潔に書きました。サクッと読んでいただけます。



外国人選手はいる?

自分のチームでは私一人のみ。他は全員ドイツ人。男子だったらトルコの移民の選手がちらほらいた。
他には父母が中国人、自分はドイツ生まれドイツ育ちというケースのチームメイトは2人いた。このケースはドイツ全体で一般的であり、外国人とカウントしないため私のように国際選手としての登録が必要ない。


練習頻度は?また、絶対参加しなければならないか?

月水の週2回夜トレーニングと、週末試合。
参加の強制力は低く、病欠を除く欠席理由に「家族との食事」「バンド練習に参加」「試験で忙しい」「スペインでバケーション中」などのコメントがあった。日本との圧倒的文化差を感じる瞬間….

クラブ参加にかかるお金は?

あるが安い。基本的にはシーズンごとにクラブ運営会費を払う。所属するチームによって価格が違う。ざっくりとユース、大学生、社会人、シニアに分かれている。
確か大学生ならシーズンで60€くらいだったと記憶。払うだけで練習参加資格が得られる。スポーツ保険は各自。


新しい選手は来るか?

定期的に来る。2ヶ月に一度位は誰かお試し参加に来る。この時、コーチから選手に紹介する。


施設はどんな感じ?

グラウンド2つにクラブハウス。ロッカールームは確か3つあってシャワーとトイレ付。試合時はロッカールームでミーティングを行うのでまさにフットボール文化。
ビアレストラン併設。イベント時はそのレストランを使う。


平均年齢は?

年齢紹介しないので不明だが、ドイツサッカー協会に登録されている選手情報を見る限り25歳前後だと思う。


体格の差などは気になるか?

日本では標準体型の自分が、このクラブでは一番細くて小さい。平均で165cmはあるチームだった。骨格が違うので基本的に当たりが強い。集中してないと飛ばされてケガをする。


練習はドイツ語?

全てドイツ語。初対面で監督に「わからない場合は英語で説明する」と言われたが英語を話せない監督も多くいるうえ、ドイツのチームである以上はドイツ語が公用語。といっても、私のドイツ語力ですべて理解できるわけではないので、内容を理解できない場合は他の選手なり監督にもう一度聞き返す。それでも理解できなくて練習内容を勘違いしたり間違えたりすると、指摘される。怒られることは一切ない。

余談で、新しいメニューをやる際自分の理解内容に自信がない時、他の選手に「私まだよくわかってないから最初見ていたい(後でやっていい?)」とか聞くといい意味で外国人扱いされず、「気にするな、とりあえずやってみなよ!」と言われる苦笑 そして、間違える。


海外選手は足元下手って聞くけど実際は?

足元だけに着目すると、選手全体を通したレベルは日本の方が絶対に上。しかしW杯等、代表選手レベルになると、全員一定レベル以上。


ビブス洗うとか備品の管理ある?

ビブスを洗ったことは一度もない(笑) ロッカー掃除とかもなし。懐かしき日本高校サッカーの習慣。。



以上、簡単なQ&Aでした。

そのほかにも具体的な練習メニューについては後日、別記事にて投稿予定です。
指導に興味がある方や現役サッカー指導者コーチの方など、ぜひご覧いただければ幸いです。

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