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ドイツ ブンデスリーガ トレーナー 応募条件 【 2024/25シーズン版 】

今シーズン ( 2024/25シーズン )において、ドイツブンデスリーガ トップチームでのトレーナー募集を調査しました。

結果は、
ブンデスリーガ1部 3件、2部 0件、3部 1件

*公式なホームページで募集されていたものを独自に検索したもので、非公式の募集や公式ホームページ外での募集は含まれていません。

今回は、ドイツ ブンデスリーガでトレーナーとして働くための条件を最新の募集要項から分析していきます。

トレーナーの募集要項

2024/25シーズンでトレーナーを募集したチーム

ブンデスリーガ1部で、公式ホームページで募集したのは以下の3チームです。

  • VfL Bochum 1848

  • FC Augsburg 1907

  • FC Heidenheim 1846

実際の募集資料

各チームの募集条件

募集要項をドイツ語から日本語に翻訳し、表にまとめました。


ブンデスリーガ1部が求めるトレーナーとは?

以上の共通点をまとめると、大きく4つの条件になると分析しました。

  1. 理学療法士の免許を持っていること

  2. 卒後の追加研修でスポーツに応用できるものを修了していること

  3. スポーツ分野での臨床経験があること

  4. チームが必要な能力・人間性を持っていること

上の2つは資格が関わるので、一般募集では、この資格がないとスタートラインに立たせてもらえない可能性が高いです。


1. 理学療法士の免許をもっていること

ドイツには鍼灸師・柔道整復師の国家資格がないため、トレーナー = 理学療法士となります。

1年間のプログラムでドイツの理学療法士免許へ書き換える方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

逆に言えば、鍼灸師や柔道整復師の方は、現地のドイツ人理学療法士と他の土俵で戦うことができるとも言えます。

一般募集での応募は難しく、独自のツテがないと入り込むのが難しいかもしれません。

しかし、入り込んで、実力を認められれば、他のドイツ人トレーナーにはない強みを示せるのではないかと思います。

実際に、ドイツブンデスリーガのチームと契約されている日本人鍼灸師の方も数名おられます。

2. 追加研修を修了していること

卒後の追加研修で修了している方が良いと言われているものは、

  • 徒手療法

  • スポーツ理学療法

  • マニュエルリンパドレナージュ

  • キネシオテープ

  • オステオパシー

この講習は、ドイツ理学療法士資格を取得した後に受けることができます。

ブンデスリーガで働いているトレーナーの人に伺うと、全てが必要ではないと言われていました。

個人的には、自分が働けるレベルに達するためには必要な研修ではないかと感じています。

3. スポーツ分野での経験があること

スポーツチームでの経験は、いつかどこかでキャリアをスタートさせる必要があります。

そこで私が狙っているのは、ユースチームで経験を積むことです。

実際に2024/25シーズンでもブンデスリーガのユースチームで4件のトレーナー募集を発見。

ユースチームのトレーナーの入れ替わりは比較的多いようで、まず、ここが私達が狙える一番王道ではないか?と仮説を立てています。

4. チームが必要とする能力・人間性

この募集要項の中で、一番面白いと思った条件に「ストレス耐性が高い」というものがありました。

拘束時間も長く、プレッシャーも多くかかるであろうプロチームにおいて、肉体的にも精神的にもストレスに耐性があることは、必要な要素なのかもしれません。

まとめ

ドイツ ブンデスリーガでトレーナーとして、キャリアを進めていくためのスタートラインに立つためには、まずチームが求める条件を満たす必要があります。

具体的なチームが求める条件とは、以下の4つと予想しています。

  1. ドイツ理学療法士の免許を持っていること

  2. 卒後の追加研修でスポーツに応用できるものを修了していること

  3. スポーツ分野での臨床経験があること

  4. チームが必要な能力・人間性を持っていること

この4つを満たし、なおかつ「チームが自分を雇いたいと思う強み」をうまくアピールできることで、ドイツブンデスリーガでのトレーナーとしてのキャリアをスタートできるのでは?という仮説でした。

また、現地で何か有益情報を掴めば、その都度記事を書いていこうと思います。

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最後に、この記事を読んで有益な情報だった!と思っていただけた方は、是非このノートに❤️を押して頂けると嬉しいです。

次回の記事を書く励みになるので、是非お願いします!!!!

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