【チーム紹介】 データの力で、企業をもっと顧客の近くへ「アナリティクスチーム」
こんにちは、アナリティクスチーム マネージャーのタナベです。
今回は、アナリティクスチームの役割や業務内容、チームの特徴についてお届けします!
我々アナリティクスチームは組織図上、ソリューション第1グループ1部に属しております。
ソリューション第1グループ1部にはアナリティクスチームとデータマネジメントチームが存在しており、どちらもデータを取り扱う部署になるのですが、アナリティクスチームはデータの分析、データマネジメントチームはデータのハンドリングを主としているという特徴を持っています。
アナリティクスチームの役割・目指すこと
アナリティクスチームでは、データ分析を通してビジネス課題への示唆を提供し、クライアントのマーケティング戦略の意思決定を支援しています。
マーケティング活動の効果を最大化するためには、なんとなくの勘や経験ではなく、データに基づく客観的な情報を元にした意思決定が非常に重要です。そして、効果的な施策を展開するためには、データを正しく分析することが不可欠です。
アナリティクスチームが提供している価値
アナリティクスチームの主な提供価値は、データを根拠とした現状把握~戦略策定のサポートです。戦略的なCRM実現には、データドリブンな観点が必須になります。
データ活用の大きな枠組みとして、以下の3つを行いながらあるべき状態を目指します。
① 現状把握
② 戦略策定
③ 施策の実行と改善
①現状把握
はじめに現状を把握し、解決するべき問題と解決すべき優先度を探ります。
データ分析は多くの情報を用いますが、それらの情報から優先的に解決すべきビジネス課題を正確に把握することが必要です。これにより企業は重要な問題に集中し、リソースを最適化して解決に取り組むことができます。
また、データを活用することで、顧客の行動パターンや思考を寄り深く理解することができます。顧客の購買履歴、興味・関心、コンタクト履歴などのデータを分析することで個々の顧客に合わせたアプローチをとることが可能です。
②戦略策定
ここでは明らかになった課題を解決し、あるべき姿の実現に向けた、顧客コミュニケーションプランを策定します。データドリブンなCRMでは、顧客データを活用してターゲットをより正確に特定し、セグメント化することが可能です。各セグメントの顧客に対して適切なメッセージや提案を行うことで、成果を最大化できます。
③施策実行・改善
明らかになった顧客のセグメントを用いて、顧客との関係を強化しロイヤルティを高めるため効果的な施策を実現します。顧客の行動データや施策への反応をもとに、適切なタイミングや方法で顧客とコミュニケーションを図ることができます。
このようにデータを活用しながらあるべき状態を目指し、クライアントが顧客との長期的な関係を構築することを支援しています。
こちらの記事でも戦略立案~施策設計の進め方を詳しくご紹介しています。
さいごに
アナリティクスチームはマーケティング分析を専門的に実施しているアナリストで構成され、業界動向や現場感も踏まえたビジネス示唆の提供が可能です。
また、特定のプロダクトによらず、本質的な課題解決に即した手段・手法を選択します。
取り扱うデータはID-POS、GIS、統計情報、行動ログなど幅広く、
目的に応じてBIツールによる可視化、リサーチ、AIモデル構築などの複数手段を用います。
データ分析と聞くと難しそう、取っ付きづらそうと感じる方がいるかもしれません。
確かにデータを扱うために必要な技術や学ぶべき手法は存在します。
しかし、データ分析を通じて、顧客の行動や思考に関する新たな発見があったとき、データに基づくアプローチによって立案した施策が実際に成果を上げるとき。顧客の売上があがった、利益率が向上した、顧客満足度が向上したなど、データに基づく意思決定の成果が確認出来ると大きな達成感が得られます。
我々はただデータにだけ向き合うだけ、一度分析を行って終わりではなく伴走型マーケティング支援を行う会社です。
クライアントと同じものを一緒に見て、一緒に考え、あるべき姿に向かって行動する。
顕在的な課題を直接聞き、潜在的な課題をデータから探り、課題解決に向けて最初から最後までベストを尽くすからこそ質の良いアプトプットができ、クライアントと喜びを共有できると思っています。
フュージョンにおけるアナリティクスに興味があり、一緒に働きたいと思ってくださった方がいれば大歓迎です!ぜひご連絡ください。
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