
無いものを嘆かず、あるものを見てくれたフュージョンとの出会い
こんにちは、アカウントリレーショングループ第3チームのあずまやです。
昨年12月にフュージョンに入社し、早2か月が経とうとしています。
今回の記事では、北海道には縁もゆかりもなかった私が北海道の地に定住を決め、3歳の娘を育てながらも、また新卒時のようなやる気がみなぎってきた話を書きます。ぜひお付き合いください!
新卒でマーケティングリサーチの会社に、そして札幌へ
大学生で就活をしていた頃、「文系だけどモノづくりに関わりたい」と思い、東京のマーケティングリサーチの会社に就職しました。
入社後はWebアンケートの部門に配属され、質問文や選択肢の精査からアンケート画面作成、対象者の抽出と配信、データの回収などの業務を行っていました。
仕事にも一通り慣れた頃、所属部門が札幌に新しく事業所を作ることになり、新しいメンバーの育成やチーム作りを経験してみたいと思い、自ら立候補して札幌に来ました。

転職へと踏み出すまで
休日には北海道の自然を楽しんでいたのですが、娘を出産してすぐコロナ禍となり、好きだった旅行や外出が思うようにできなくなりました。復職してからも在宅勤務の日々が続く中で、気づけばキャリアにも内向的になっている自分がいました。
長年やってきて勝手がわかっている業務と、時短勤務を受け入れてくれるメンバーと環境。それ以上に何を望む?
いいえ、望んではいけません。
(心の声)
そんな自問自答の日々の中で、だんだん物心がついてきた娘が、キーボードを打つマネをして「ママのおしごと」と言ったり、「なんで、おしごと行くの?」と聞いてきたりするようになりました。今の働く私は娘に見せたい姿かな、と考えた時に、「転職」という選択が現実的になった気がします。

また時期を同じくして、日本マーケティング大賞の受賞報告会を視聴し、グランプリがビール業界で準グランプリが化粧品業界と、コロナ禍で大打撃を受けたと思っていた2つの業界だったことも私の気持ちを押し上げてくれました。
「私も人や経済を元気にできるような仕事がしたい。そのためにマーケティングの仕事をもっと深めよう。」
自分の中で軸も明確になり、転職活動を進めることになりました。
仕込みだったの?完璧すぎた伏線回収
実はフュージョンを受ける前に面接を受けた会社が1社あるのですが、そこでは私の経歴を一通り聞いてから
「では、○○や△△といった経験はないということですね?」
と言われ、ややダメージを受けました。
「30代の転職は即戦力になれるかが重要」という転職サイトのフレーズが頭をよぎり、転職活動が長期戦になることを覚悟しました。
そこで気持ちを切り替えて2社目に受けたのがフュージョンです。(今思えば強運。)
フュージョンの面接では、私がこれまで大事にしてきた考え方を評価してくれ、「その考え方をもっていれば、営業の経験をしてきたといえるようなものです」という言葉をもらいました。
ないものに着目するのではなく「あるものを見る」会社だなと強い印象が残りました。もはや、1社目の存在が仕込みにすら思えてきます。
その後、順調に選考が進んで入社に至ったのですが、入社したその月末に、社長から全社員に向けたメッセージの中に以下のような言葉がありました。
「(フュージョンは)何も無いところからスタートしたので無いものを嘆かず、知恵を絞り人のせいにしない」
このメッセージを見た時、私の転職活動1社目でのほろ苦い体験は完全に成仏しました。そして今、私にあるものを見てくれた面接官と同じチームで、冗談を言い合いながら仕事をしています。

クライアントとの関係も理想的
席で仕事をしていると、周りからオンライン会議をする声がよく聞こえてきます。あまりに楽しそうなので「社内の会議だろう」と思っていたら、「クライアントも居たよ?」と言われて驚くことが多々あります。
実際に出席してみると、こちらが中心となって説明をする場であっても、「齟齬ないです!」「補足いいですか?」と理想的な会話のキャッチボールが展開されます。クライアントから「この部分、実は・・・」と本音やお悩みが飛び出るシーンも多く、先方にとても信頼して頂けているんだなということもわかります。

さいごに
私はマーケティングの中でもリサーチという分野の業界出身でしたが、社内には他にもコンサルや小売、印刷など様々な業界の出身者が集まっています。メンバーの前職での経験はもちろん、新たに得た知見や気になる時事ネタも全社で気軽にシェアし合える仕組みがあるので、新卒入社の若手メンバーからの発信も盛んです。
今あるものを見てもらって入社した私ですが、新しい出会いを楽しみつつ、まだ世にない価値や驚きを作っていけたらと思います。
この記事を読んでフュージョンに興味を持ってくださった方、ぜひ一緒に働きましょう。