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問題解決のための思考に立ちはだかる障害とは
ゴールデンウィークも明け、全社精力的に活動しています。
3回目のワクチン接種も絡めながらのゴールデンウィーク中の連休でしたが
積読の消化や映画を観たりしてリフレッシュできました。
昔は会食が多かったので死んだ様に眠り肝臓を労わる期間でしたが(汗)、
今は早寝早起き、特段普段と生活時間もずれずに過ごせました。
さて、今私たちは今期の強化方針でもある
マーケティング活動の「業務設計」について
外部アドバイザリも依頼し、皆で学んでいます。
その中で課題図書があり、印象に残った言葉を紹介します。
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問題解決のための「思考プロセス」の進化における4つの障害がある。
①ものごとを複雑に考える
②人のせいにする
③対立は仕方がないことと考える
④わかっている、と言う
上記4つの障害を乗り越えるために、
思考プロセスのツールを活用し、明晰に考えられるようになる。
人は誰でも充実した意義ある人生を過ごす事が出来る。
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私もはっと思いました。最近よく
「現代のマーケティング活動は複雑だ」と語ってしまっていました。
複雑だ、難しい課題だと考えることで、
どこか問題解決から距離を置いている自分がいたのかもしれません。
マーケティング会社は手段からスタートせずに、
目的(ゴール)から思考をスタートすべきです。
問題解決を会社の事業としている以上、
複雑だからしょうがない とあきらめずに、
要素を分解し、関連付け、解決策を考える必要があります。
そんなことを考えて過ごしていた時に、
昔、クライアントの役員が新規事業を立ち上げる際、
関係するメンバーを集めて話をしてくれた言葉を思い出しました。
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新しい事を成し遂げるためには苦しさが多いです。
苦しい事とは何かと言うと「決める事」です。
決めた事は最後まで修正しながらこのメンバーでやり遂げよう。
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「言われた通りにやること」は誰でもできるのかもしれません。
決めてください と言われることは自由なようで実は難しい。
なぜなら見えない責任が伴うからです。
人生は選択の連続 と言いますが、仕事も同様だと思います。
クライアントワークでも、決めるのはクライアントだからと放置せずに、
自分の意見を持ち、一緒に決めましょう と振る舞うこと。
自分と相手との関係の中で、過度に依存せずに(人のせいにしない)、
小さな結論を出す事を先送りにしないこと。
仮に対立が起きても、人と人の「間」に問題があり、
個人に問題があると考えないこと。
聞く耳を持たず、そんなことわかっているって と説き伏せないこと。
クライアントの要望と自社の利益創出といった「同時実現」を
困難と思わず、問題解決の思考を生涯にわたって鍛え続ける必要が
まだまだあるのだと気づかされました。
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休日に北海道産の豆を煮ながら、想いを馳せています(笑)
Think out!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。