長年デブだった自分がスリム化に成功しました。秘訣をお伝えしましょう。朝ランです。もともと歩き方が悪かったようで、10分ほど歩いただけでスネの筋肉がカチコチに硬くなって痛みが出る状態でした。走って痩せたかったけど、その状態でジョギングするのは無理。トレーニングジムには週2~3回通っていたものの、エアロバイクを15分こぐ程度でスリムになれるはずがありません。 食事制限?そんなことやる気もない。だって日本酒党だし唐揚げやトンカツは大好きだったから…。筋トレは続けていたから胸筋や
サイバー戦争の話題を取り上げた連載記事を大幅加筆して電子書籍化しました。ご覧ください<(_ _)>
イスラエルのベングリオン国際空港に降り立ったのは午前0時ごろ。パリの乗り換え時間も含めて20時間かけて到着したわけだ。入国手続きに向かう途中の通路から、下の階に広がるロビーを眺められた。休憩できるイスとテーブルがたくさん並ぶ広場の中央には噴水があり、先進国の空港と変わらない雰囲気。24時間営業なので深夜にも関わらず、大勢の人でにぎわっていた。 入国手続きを終えて午前1時ごろに空港を出て、指定されたバスに乗り込んだ。テルアビブのビーチ沿いにあるホテルまでは30分ほど。その途
自爆テロとロケット弾――。イスラエル出張を命じられたとき、それらが脳裏に浮かんだ。報道番組を通じて、緊迫状態が続いている国だと思っていたからだ。 ちょっと待ってくださいよー!そんなところへ行ったら危ないのでは?と尋ねると、命令者は「安全らしいよ」と他人事。身の危険を感じつつも、訪ねてみたい気持ちも沸いてきた。なかなか渡航する機会はないし、聖地エルサレムにも興味があったからだ。 さらに聞くと、日本からの直行便はないためパリ経由でテルアビブへ向かうという。頭の中でイメージ
単なる感想文!と切り捨てられてデスク様からボツにされた5〜6年前の原稿。でも当時に見聞きしたものは伝え残したい(-人 -) コンビニの棚で〝ランチパック〟を見かけるたびに脳裏をよぎる事がある。福島島第一原子力発電所を訪ねた時、朝食にどうぞと東京電力社員から差し出されたからだ。これこそ目に見えぬ敵と対峙する彼らの朝食だったことが…。 福島第一の爆発事故が起きた1年後、記者は現場を潜入取材した。津波や爆風の痕跡を目の当たりにしたのだが、テレビで何度も見かけていたので大
おれが新聞記者になろうと決めたきっかけ。それは言葉の大切さを学んだ機会を得たからだ。 浪人して代ゼミに通っていたとき、現代文の講師が問題文を読み上げながら、このような話をしてくれた。 はい、みなさん。いま、「盲目」との言葉が出てきました。どのような意味か分かりますよね。そうです。目の不自由な人を指す言葉です。 でも文脈では、悪い意味として用いられています。「盲目的な」という表現のことです。 みなさん、目の見えないことは、悪いことですか。わたしはかつて、このような話を女
地震や台風といった大災害が起こるとき、マスメディアによる被災者報道が必ず非難の的となる。竜巻で自宅を破壊されたり洪水で家屋が水浸しになった被災者にマイクを向け、気持ちを聞くことにいったい何の意味があるのか。同じ報道の仕事に携わる不肖も、テレビの報道番組を見ていて疑問に思うことが多々ある。 報道といっても不肖の取材分野はエネルギー分野を中心とする産業経済。事件や事故といった社会問題は対象外だ。だが一度だけ、被災者の取材を行ったことがある。その取材を通して被災者報道に取り組
不肖さん、あなたが記事で名指しした教授に名誉棄損で訴えられたら、あなたは負けるよ――。 その時、不肖は白いテーブルを挟んで某中央官庁の官僚5人と対峙していた。前日と当日に掲載した連載記事が発端となり、呼び出しを食らったからだ。某中央官庁が行った原発敷地の断層評価のやり方に疑念を挟み、糾弾した内容。記事に登場させた人物たちから直接話を聞こうとしたが取材しにくかったので、その周辺にいる関係者から集めた情報で記事を構成したのだ。 3.11後に原子力安全保安院(当時)は、全