ふしっきーの2020年振り返り
2020振り返りを、大遅刻ながら書いておきます。
今回も誰向けでもない、自分用。
1月
年末から副業していたMESONさんのDocomo OpenHouseでの展示があった。内容はAR CITYという既存iPad ARアプリをMagicLeapに移行するというもの(https://meson.tokyo/en/works/detail/arcity)。ARグラスアプリ開発が初めてで手こずる中、なんとか形にできてよかった。ARグラスアプリ開発の副業をさせていただいたのはとても貴重な経験になりました。MESONさん感謝です!
Dance withARハッカソンで作成して公開した動画を見て、ぜひ自分も活動に参加したいということでフリースタイルフットボールというジャンルのパフォーマー、イブキくんが訪ねて来てくれました。なんとアジアチャンピオンだそう。めちゃくちゃ好青年でビビりました。Dance withARハッカソンの企画・運営で関わってくださったXR Hubの今泉さんと一緒にお話を聞き、すごくやっていき!感が高まりました。今泉さんの後輩のダンサーjackalくんも加わり、ここからXR × パフォーマンスの "表現の限界を超える"クリエイティブレーベル「XR JAPAN」が始動しました。
2月 & 3月
コロナ禍で色々大変でした。
仕事的には某キャンプ系アニメのVRゲームのプロトタイプ作成をやっていたもう公開されているのでぼやかす必要はないけど。一応会社的には企画協力ということになってるみたい。
4月
コロナwithARハッカソンに参加。コロナについて情報発信を行うNoMoreCoronaさんという団体と一緒に開催されたwithARハッカソン。withコロナに対して技術でアプローチするという有意義なものでした。
イトリンさんとペアで参加して、自分と相手の距離をわかりやすく可視化する作品を作り、2位 & NMC賞を受賞しました。(ギャルゲーみたいと言われたのは内緒)
ちなみにコロナwithARハッカソンの活動がyahooニュースに載りました。
あとは、Snap chatのフィルターとしてイロモネアフィルター公開。Twitterで投稿したら少しバズった
5月
XR JAPANのパフォーマンスフィルターをTwitterで公開開始。ARクリエイターが作ったフィルターをパフォーマーに適用して動画を撮影する検証開始。XRギルドの服部さんも加入し表現がより加速 。
6月
CyberV解散。コロナで在宅中に解散になったのでなんとも実感がわかず。この会社では色んな修羅場があり、乗り越えたり乗り越えられなかったり、とにかくこの会社で色んなことを学ばせていただいた。(技術的にはモーションキャプチャによるキャラクター・VRマルチユーザー・ライブシステム・演出など。)色々な思いがあるけど、クリエイターの皆さんはとても優秀で、そういった人達と出会えたことは感謝しかない。ちなみに解散前にほぼ全員くらいでめちゃくちゃ頑張って作った某VRのMusicVideoが権利の関係でお蔵入りになったのが少々心残り。
解散のタイミングでちょうど異動の提案があり、「オンラインサッカー観戦を盛り上げるアプリ」の開発を手伝って欲しいとのオファーがあり、そちらのお手伝いすることになった。このアプリはエンタメクリエイティブ集団のPARTY社の子会社でStadiumExperimentという会社で作っているもの。
StadiumExperiment社はDXを用いてスポーツ観戦をアップデートするというビジョンを掲げる会社。形式的にはAI事業本部に所属しつつ、StadiumExperiment社に派遣のような形で、会社の所属は変えずに業務は派遣先でするといううちの会社ではなかなか珍しい業務形態でした。
上記表現演出まわりをほぼ自分一人で担当しました。PARTYのクリエィティブに対するこだわりがすごくてすごく学びがありました。80~90%のものを作ることはすぐにできるが、できたものを100%に持っていくことが大変。そこに凡人と達人の差があると感じた。PARTYの伊藤直樹さんにもふしっきーくんいなかったらリリースできなかったと伊藤さんからも絶賛され、ここで少し自信付きました。技術的にはUniRx/Zenject/Linq徹底して使って、そのあたりの知識も増えました。あとは、社内でベストエンジニアの表彰とかあり、色々評価していただいて嬉しい限りでした。
7月
XR JAPAN のMVを都内某スタジオで撮影。監修に超有名映像監督 YPさんも入ってくださっていて、なかなかクオリティが高い動画に。
そしてホームページができました。色々やっていくぞ!な気持ちです。
8月
いのちの輝きくん体から出るデモとか作ってました。ちなみに、某大学の授業で紹介されたようです。
あとは引き続き XR JAPANの表現模索など。
イワケンさん主催のwithARハッカソンの繋がりで、XR Developer ConferenceというCEDECの裏番組的なイベントにXR JAPANダンサーのjackalくんと登壇しました。ダンサーとエンジニアが登壇するというのは、なかなかない体験だなぁと思いました。
それと、以前から開発していたスタジアムアプリがローンチしました。有名なサッカー雑誌に乗ったりと色々発表あったみたいです。
あとは、CAとスタエクがパートナーシップ提携を発表。今まで水面下でやってきたことがようやく外に出てきた感じです。
10月
業務ではスタジアムアプリの開発も落ち着いてきたので、以前よりとても興味のあったCyberHumanProductionに異動しました。(スタジアムアプリともともと管轄が同じ)。Human Scan、バーチャル撮影、ライブ演出。テクノロジーを使ってエンタメを拡張していく、まさに僕がやりたいと思っている領域。ただ、こちらの部署ではUnrealEngineの技術を使っている。今まで使っていたUnityと使い勝手が違うが、これから使いこなしていきたい。
魔法科AR お兄様コスプレ公開。大好きな作品、魔法科高校の劣等生のアニメ2期放送に合わせて、自分でコスプレしてARでエフェクトをつけるということをやりました。前々からやりたかったし、アニメ2期の放送日になんとか間に合わせられました。ARKitのLiDARを使った表現をしました。
あとはXR JAPANの検証とか、URPを使ったレンダリングにも挑戦したりし始めた。
今泉さんの紹介でKorockの泰智さんバースデーイベント生配信でXR JAPANにエフェクトをつけて欲しいという依頼がきました。Korockといえば、その昔、地上波ダンス番組スーパーチャンプルにも出演していたレジェンドですよ...その方にテクノロジーで関われる機会、とても嬉しかったです。
結果は大盛況!視聴者の反応がとてもよかったですね。スマートフォンでARエフェクトをリアルタイムでつけて配信するというのは前例がない気がしますね。ダイジェストはこちら。なぜか生配信中に僕がダンスの振り付けを即興で考えるという役目をいただき焦りましたw 帰り際普通にHilty&Boschのお二人がいて、一緒に写真を撮ってもらったりしました。めちゃくちゃファンだったので、緊張しすぎてやばかったです
10月は結構イベントが目白押しでしたね。
あとはマリカーが発売初日届いたんでみんなで遊んでました。
11月
XR JAPANで「Legend Tokyo CHRONICLE」というオンラインダンスコンテストに出場していまして。こちらは、ダンス動画をクリエイティブに魅せるコンテストで、まさにXR JAPANにぴったりのコンテスト。
こちら実は予選上がってまして、本戦へのネタを撮影していました。
そのネタがこちら。XR JAPANメンバーcokaholicがシェーダーを組んでくれ、一緒に制作しました。なかなか表現レベルが上がってきた気がします。
視聴者投票の力もあり、準決勝進出させていただきました🎊
12月
CA BASE AWARDという社内表彰イベントをバーチャル撮影で行いました。エンジニアとしてメイン担当になる初案件でしたね。UnrealEngineとか撮影システムとか色々触らせてもらえていい経験でした。今後の登壇イベントはこういう配信方法が主流になっていくかもしれない。
そして、10月に公開した魔法科AR。この動画に共感してくださった、コスプレイヤーの宇佐見坂うさりさんとコラボ動画を作成しました。
コスプレイヤーさんと実際に組んで撮影できるのは本当にうれしかったです。宇佐見坂さんはすごい魔法科ファンだし、本当に組めてよかった!ただ、こちら一番大変だったのは撮影許可降りる場所探し。。なかなか屋外で撮影許可取れてかついい感じの場所を探すのが大変でした。コスプレARの可能性は示せたと思うので、こちらもやっていきます。
あとはUnityの本を執筆する機会をいただき、年末は執筆が佳境でした。
12月が一番忙しかったかも。
まとめ
そんな感じで色々やった一年でした。色々やりすぎて、年末は放心状態で疲れて何もやる気がおきませんでしたね。一旦一休みしたいところですが、実は年明けも忙しかったですwそれはまた来年書こうかな
といった感じで終わりです。今年は大変だったのでやること少し絞ろうかなw
来年は作品の一つの一つのクオリティをよりあげていきたい。
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