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化学物質過敏症になりました その9「御近所とのやりとり2」

我が家は、北、南、東で家が接して建っています。北側Aさんとのやりとりは「化学物質過敏症になりました その8」で紹介しました。今回は東側B旦那さんとのやりとりを紹介します。

東側のBさんの柑橘系の柔軟剤臭が昨年の夏、とても気になるようになりました。Bさんはだいたい2日に1回洗濯ものを干すのですが、その時は、南側の窓、東側の窓、ベランダ、庭、全て臭くて窓は開けられないし、Bさんが洗濯物を3時ころ取り込んだ後も、夜10時になっても柑橘臭が残ります。

B旦那さんとはあまり、言葉を交わしたこともなかったのですが、勇気を出して9月の初めにお願いに行きました。

「私は化学物質過敏症(まだ自覚はなかったのですが、Aさんのように険悪にならないように使いました)なので、柔軟材の臭いがつらくて、窓が開けれなくて困っています。柔軟剤の使用量を半分以下に減らしてもらえると助かります。」

B旦那さんは「わかりました!」と快諾してくれました。しかし、柔軟剤臭はその後も変わりませんでした。どうも半分に減らしたくらいでは、あまり意味がなかったようです。

もう1回、お願いに行くのも気が重いし困ったな...と、思っていました。

10月の前半に「無香料、微香料の柔軟剤使用のお願い」という回覧板を、町内会長さんの許可を得て回すことができました。「この回覧を見てBさんがどうか、どうか無香料の物に変えてくださいますように」と、お祈りしていました(私はクリスチャンです)。

11月に入って臭いが、気にならなくなりました。そこで、きっと、回覧板を見て無香料の物に替えてくださったに違いない!と、果物を持ってBさん宅に挨拶に行きました。「化学物質過敏症になりました その6」でも紹介しましたが、Bさんは回覧板を見て、無香料の柔軟剤と、更に、洗剤も無香料の物に替えてくださったのです。

「回覧板が回ってきて、前、化学物質過敏症だって聞いてたからね。新聞にも載ってたし、今、結構多いみたいだね。別に香りなんか付いてなくったっていいんだもんねえ。私の家は替えたけど、まだ使ってる家もあるね。まあ、今使ってるのがなくなったら、替えてくれると思うから、しばらく待っててくださいよ」

と、なんとも有り難いお言葉をいただきました。その後、Bさん宅からは私の苦手な「いい香り」が全く飛んでこなくて、本当に助かっています。Bさんありがとうございます!


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