現状復帰
私が仕事を始めた頃に覚えた言葉。
私の仕事は
ほぼ毎日仕事場所が変わる→場所を借りてる
技術会社が用意した機材を使って準備→機材を預かる
リハ、本番を終え
撤収して→機材を戻して
帰る。
のが基本。
となると場所も機材も、帰る時に、
『朝、現場に行った状態に戻す』のが当たり前。
劇場やホールの備品を元にあった場所に戻す。
もちろん壊さない。失くさない。
ゴミもきちんと処理する。
機材もトラックから荷下ろしした状態にできるだけ戻す。
(そうしないとトラックに積みきれない可能性もある)
もちろん機材も壊さないように大切に扱う。
使い慣れていくとだんだん雑に扱うようになるけど、逆にどうなると壊れるかというポイントもわかるはず。
また、壊してしまうと技術会社が次の現場までに代替えを用意しないといけない。それはそれで労力である。
修理しないといけない。お金がかかる。
状況によっては報告書を作成しないといけない。
面倒なことしかない。
現状復帰するには「最初の状態を覚えておく」のも大事。
イスや机などの数、場所。
壊れている箇所。
ない物。
すぐに報告できるものは報告する。
そうでないものは写真を撮って証拠を残す。
色々な人が日々、入れ替わり立ち替わり使用するのであれば
「いつ失くなったか、壊したか」
「誰が、どこが弁償するか」
は大事なこと。
無駄に疑いをかけられないようにするためにも【現状復帰】は心掛ける必要があると思う。