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ポジションチェック
皆さんこんにちは!
昨晩ベルギーで開かれたサイクルロードレースのITT(個人タイムトライアル)を観戦していました。古山大です。
ドイツの名選手、panzerwagen(装甲車)こと、トニー・マルティン選手の引退表明には驚きました。私、彼のファンなので。
さて、どうも今大会は世界選手権100周年大会だそうで。そんなこともあり、現地ベルギーは大盛りあがりしていたそうです。
そんな世界選手権の個人タイムトライアルを観戦していて、私が一番気になったのは「ポジション」。バイクのセッティングです。
私がレースで使うロードバイクとは違う、タイムトライアルバイクと呼ばれる種類の自転車であることが大きな違いなのですが、それ以上にサドルの高さやハンドルの距離、選手の前傾姿勢の深さなど、ロードバイクにも生きてきそうな部分がいくつかあり、一晩寝て、頭を整理させた今朝、少しポジションをいじってみました。
前々から、しっくりこない感じが少しあったので、この機にそのしっくりこない感覚の正体を掴んでみようと。
で、色々やってみた結果、昨今流行っている、DHバーがやたらと上を向いているセッティングの理由と有用性を理解することができました。
あのDHバー、トライアスロンでも流行り始めましたが、最初「なんで?」って思ってました。なんか、風の抵抗受けそうだなって。
でも、実際やってみて(見様見真似ですが)、なるほどと思いました。エアロ研究はかなり進んでますね…。
要するに、肘の角度を深くすることで、肘の先端をより下の位置まで下げることができるようになり、それに伴い上半身の前傾も深くなる。(背中が地面と平行になる)
肘から先の部分は、前方投影の胴体の部分に収まるように、顔前に捧げるようにして収納(肘の角度が深いことで腕が上に向かって伸びていくのでコレが可能)。
結果、前方投影面積はほぼ胴体の面積だけになるってことでした。
文字だけじゃ伝わりにくいけど、絵は描けない…。
自転車はポジション一つで劇的に変わる可能性があるので「これでいいや」で終わらせちゃダメですね…。
という感じでポジションセットなオフでした。
レース前にこんなことしてて大丈夫なのか…?
ま、まあ大きくは変えてないので!
それでは!
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