自分には与えられた道がある。
天与に尊い道がある。どんな道だか知らないが、
ほかの人には歩めない自分だけのこの道。
二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広い時もある、狭い時も、上りもくだりもある。
淡々とした時もあればかきわけかきわけ汗した時もある。
この道が果たしていいのか悪いのか、
思案に苦しんだときもあろう。
慰めを求めたときもあろう。
しかし、所詮この道しかないのではないか⁈
あきらめろというのではない⁉
今、立っているこの道、今、歩んでるこの道!
ともかくやすまず歩むことだ‼
自分だけしか歩めない道ではないか⁉
他人の道に心奪われ、思案に立ちすくんでいても
道は少しもひらけない!
道をひらくにはまず歩まねば!!
心を定め、懸命に歩まねば!!
それがたとえ遠い道のように思えても!
やすまず歩む姿から、必ず新たな道が開けてくる。