素直で前向きな「しかられ上手」になる
こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。
部下をしかるという行為は、体力や精神力を消耗させます。相手を不快な気分にさせるだけでなく、誤解を与えてしまうかもしれません。しかられる方だけでなく、しかる方も辛いのです。
それでも上司や先輩は部下をしかります。もし、まったく期待されていなければ、誰もしかろうとはしません。そのことを肝に銘じて、しかられてもふて腐れたり開き直ったりせず、素直に申し訳ありませんでした」と頭を下げましょう。
また、しかられてもクヨクヨと気にしないこと。「嫌われてしまった」と上司と距離をおいてしまう人、「自分はだめだ」と落ち込む人もいますが、こだわっていたら次には進めません。「失敗をバネに頑張ろう!」「同じ過ちは二度としないぞ!」と気持ちを切り替えましょう。
どうしても気になるなら、少し時間をおいてから、「先日は申し訳ありませんでした。勉強になりました」と、明るく前向きな反省の気持ちを伝えます。
以上が、「社内の人との信頼関係を築くコミュニケーション」として、「素直で前向きなしかられ上手になる」についてでした。次回は、「同僚や後輩にはギブを心がける」についてお伝えしていきます!
古谷はるこが担当する講座については、下記からご覧ください。
古谷治子(ふるやはるこ)
株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事
文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社で9年間の実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、4社を経営。
企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。