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企業の業績を上げるには、社内マナーが第一歩

こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。

以前、とある企業様から「社員のモチベーションが低く、業績も悪いのでなんとかして欲しい!」というご相談がありました。

何が問題かを把握した上で、改善策をご提案しようと思い、打ち合わせを兼ねて先方の会社を訪ねました。

そして、打ち合わせをする前に何が原因かはすぐにわかりました。

私が会社に到着し、応接室に通されるまでに何人もの社員の方とすれ違いましたが、誰一人、社外の人に対して挨拶がないのです!

私から「こんにちは!お邪魔しております!」とご挨拶をしても皆さん驚かれた表情をするだけ。

さらに、応接室に通されると、室内には空の段ボールが積まれ、観葉植物は枯れている・・・この会社の問題点がわかりました。

私は仕事柄、たくさんの企業を訪問していますが、社員のビジネスマナーこそが、その企業の風土をあらわしていると感じます。

業績も良く活気のある会社は社員の方も明るく元気で挨拶がとても気持ちが良くオフィス内が整頓されています。逆に、業績が悪い会社は社員の方も元気や覇気がなく、社内も煩雑で書類が散らかっています。

私は、ビジネスマナーとは企業イメージをつくるビジネス戦略の一つだと考えています。社員のちょっとしたマナー違反が会社全体の評価に影響を与えたり、株価を左右することさえあります。一本の電話応対でも、会社のイメージが決まってしまうのです。

ビジネスマナーというのは、社内外を問いません。社内でできていないことは、社外の人にもできないのです。だからこそ、日頃の挨拶もまずは社内の人同士で、コミュニケーションをとることが必要です。

日頃のマナーが身につくことで、社外の人にも自然と接することができるようになります。「社外の人に挨拶するなんて当たり前!」と思っていても、1人でもできていない人がいると、そちらのイメージの方が強くなります。

そして、挨拶だけでなく、社内を整理整頓しキレイなオフィスを保つことで、心も前向きにやる気が発揮されていきます。環境を整えることは、心を整えることにも通じます。

即効性はなくても、その積み重ねが業績向上につながっていくのです。

「社員のモチベーションが低く、業績が悪いのを悩んでいる」経営者の方は、ぜひ、社内ビジネスマナーと環境を見直してみてくださいね。

または、社内研修で「ビジネスマナーインストラクター」を取り入れていただけると、自社内で質の高い新人研修・マナー研修ができるようになりますよ!





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