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【DTM】FM音源ソフトシンセの決定版「FM8」のはなし

こんにちは。

この記事を書いている時間、外では
雨がショボショボ降っております。

寒い時期の雨は、少しユーウツですね。

今回は、以前の記事でも取り上げていますが、
NativeInstruments社製のソフトシンセ「FM8」
を取り上げてみようか、と思います。

「FM8」

プリセットを選択するブラウザ画面

FM音源、の、「FM」とは、周波数変調を
示す英語「frequency modulation」から頭文字を
取った略称です。

日本の音楽楽器メーカーのヤマハが特許を
取得し実用化、1983年に名機と呼ばれている
「DX7」が発売され、普及しました。

FM音源に関してはヤマハさんのサイト内に
「ヤマハ シンセサイザー 50th Anniversary」
というコーナーがあり、その中のブログの
記事に詳しく解説されています。

音色としては、金属を叩いたような
高音の澄んだ音色が特徴です。
エレクトリックピアノ、とか
ベルの音とか、「FM音源」というと
思いつく特徴的な音色がいくつかあります。

かくいう私も、ン十年前に
「DX7s」というDXシリーズの一台を
所有していました。
殆ど、活用せずに終わりましたが
(結局、会社の後輩に叩き?売り?に…)

当時はまだ、DTMが一般的でなく
ハードシンセ、ハードシーケンサー
ハードミキサーなんかをケーブル
でつないで音楽を作る時代でした。

FM音源は、原理を理解するのが難しい
とか言われがちみたいなのですが
基本的なデータが非常に軽いので
ソフトウェアシンセサイザーにしても
非常にプログラムデータが軽くて
済みます。

現在のソフトシンセとかは
主にウェーブテーブル形式とか
サンプリング音源の形式が多いですが
色んな音源形式を組み合わせる
ハイブリットな音源形式も多いです。

1994年にはヤマハの特許も期限が切れたので
現在は他のメーカーもFM音源形式を
採用したシンセサイザーを開発できるように
なりました。

「FM音源」形式の代表的な
ソフトシンセの一つとして
「FM8」も結構メジャーな存在では
ないでしょうか。

けっこう昔からあるソフトらしく
なんと日本語のマニュアルもあります!
(海外製のソフトでは珍しいですよね…)

マニュアルの日付が2006年なので
もはや20年近く経過しています。

そのためか、インターフェイスの部分が
昔っぽく
現在のパソコン環境の中で使っていると
表示が小さい!

メニューの部分。ちっさ!
オプション設定画面。メガネがないとキビシイ!

FM音源のソフトシンセというと
フリーウェアの「Dexed」なんかも
ありますが、安定感のある、美しい響きのある
「FM8」はなかなか優秀です。
もっぱら、プリセットを使う派なので
音を作ることはないですが
「FM8」は8オシレーターを使える
ので「8」なんだとか。
右側のアルゴリズムの画面もなんだか、
「DX7S」の説明書を思い出します。

右側に「FM」音源ならではアルゴリズムの操作画面が

金属的な高い音が得意な「FM音源」の
「FM8」ですが、他の音もそれなりに
作れるので、使い勝手は良いです。

「FM8」だけでリズムトラックを
作ってみたので、YOURUBEにアップして
みました。
(あまり「FM8」が映っていないのですが
 音はすべて「FM8」です。)

リズムトラック以外の音も
試奏した動画も撮ったのですが
オーディオドライバーをWindows標準
にしている都合上、音が遅れて
見苦しいのでNGにしました。
(画面収録に使用したSnipping Toolでは
 ASIOドライバー使用時の音が録音できない
 為です。無料ソフトの限界という所でしょうか。)

おまけ

DTMについて
これまで、この「note」に記事を書いたり
YOUTUBEに動画を上げたりしていましたが
せっかくハマっているので
使っているソフトウェアの解説も
あげてみようか、と思い立ちました。

記事に関しては「note」上で書き綴って
きましたが、動画に関しては
演奏した画面を収録した動画を
1本だけあげている状態。
こまかくテロップをつけたり
ナレーションを「ずんだもん」とか
フリーで使えるものを利用して
作ろうか、色々画策したのですが・・・
凝った作りにしようとすると
どうしても時間がかかるし
時間かけて作ると、段々苦になるのは
見えていたので
結論
今までやっている記事と動画を
組み合わせる!
という形に落ち着きました。

他のソフトシンセとか
ツール類、エフェクトなんかも
動画にするかも?しれません。

それでは!

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