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【DTM】祝!Ableton Live 12.1
こんにちは!
世間的にはスポーツの日を控えての
三連休ですが・・・・・
私も三連休です!(笑)
ところが、寒暖差の激しさから
さっそく風邪っぽくなったワタクシ・・・。
薬飲んで寝ようかとも考えましたが
まあ調子は良いので
最近のDTMトピックなんぞを
記事にしてみようか・・・と思います。
Ableton Move 登場!!
世間的に、DTM界隈のニュースとしては
こちらの方がビッグニュースだと
思うのですが。。。
1週間くらい前から
Abletonさんのホームページで
新製品発売の告知が突如、行われ
界隈がざわついておりましたが
ついに発表!!!
その実体はスタンドアロンの音楽制作
ガジェット!でありました。
とてもよくできた、プロダクトだと
いうことらしいのですが・・・・
わたくし的にはiOSアプリである「Note」
との境目があいまいな感じがしたので
個人的には
それほど盛り上がっていないというのが
実情です。
買うにはちょっと高いのでは・・・?
というコメントを、とある
DTM関連チャンネルのYouTube動画に
上げたら
「昨今の経済状況を踏まえれば高いとは
言えないのでは?」
というお叱りを受けたので
コメントを削除して逃亡した
卑怯者はワタシです・・・(泣)
あくまで個人的な感想だったんですけどね。
今回の発表に水を差す意図は
ございません。念のため。
そんな感じで、「Move」に関しては
アレなワタクシですが
「Move」の発表と同時に
「Live」のアップデートも
正式公開となりましたので
その辺の内容を、少し、記事にして
みようかと思います。
12から12.1 へ・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1728696546-ktUqxlrjpMOIv3Y8yuZH2FA0.jpg?width=1200)
コンマ1のアップデートなのですが
新たなインスツルメントも追加され
しかも全グレードに搭載されるという事で
無償なのにけっこう太っ腹なアップデートに
なっています。
いくつか要点があるのですが
ここでは新たに追加されたインスツルメントである
「Drum Sampler」を取り上げます。
「Drum Sampler」とは
「Drum Sampler」(ドラムサンプラー)は
簡単に説明すると
「エフェクト付きワンショットサンプラー」
という事になるかと思います。
「Live」の内蔵音源でドラムキットを組む
場合、各ドラム音色のエディットは
もっぱら「Simpler」が使用されてきたわけですが
「Simpler」がドラムに限らず
音の長い普通の音色のエディットも
こなせるサンプラーであるのに
対し、比較的短い、「ワンショット」サウンドを
エディットする機能にフォーカスした
サンプラーが「Drum Sampler」というわけです。
それゆえ、音色のエディットのパラメーターは
断然簡素化されていますが
「Simpler」と異なるアドバンテージとして
エフェクトが内蔵されているというところです。
では実際の「Drum Sampler」を
見てみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1728697185-4BOINEYAUzJ6lVLZDdsg9FP7.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1728697239-ed2AXtPIZ9hsEgJWURokC0zl.jpg)
画面の左半分が、素材となる音を入れる画面
画面の真ん中が、エフェクト画面
右側は音量含めたパラメーターの操作画面となります。
まずは素材となる音を入れないと
始まりません。
投入する音は、特に長さの制限はないらしい
のですが、Abletonさんも公式に
「ワンショットサンプラー」という紹介の
仕方をしているので
ワンショット素材を選んで放り込んでみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1728697450-M9psDlB5zjc4gPQUCSyfmvt1.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1728697517-p9B7gMSPKo15mQ3HGJasDUfW.jpg)
ここで「Attack」や「Decay」、「Gain」
などのパラメーターなども調整できます。
真ん中の四角い黒窓の下から
エフェクトを選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1728697663-C6PBp8bgKT5QA0y9ndSN3Mot.jpg)
各パラメーターは、黒窓の下の
ツマミでも調整できますが
黒窓の中の丸いマークをドラッグ
して調整できます。
各エフェクトを選んで
マウスでドラッグして音の変化を
聞きながら調整することになるのではないでしょうか。
「Drum Sampler」インストゥルメンツだけで
あれば、その音はキーボードなどから
音階をつけて鳴らすことができますが
ドラムキットを構築するのに
使用する場合は「Drum Rack」や「Instruments Rack」
に組み込んで使用する事になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1728698248-olJdB1tWI9xc42uzjw5TRCEA.jpg?width=1200)
上記の例では
まず①「Instruments Rack」をアサインし
そこに②「Drum Rack」をドロップ
さらにドラム音を登録する
ノートに③「Drum Sampler」をアサインし
なおかつ、④オーディオエフェクトを
追加しています。
ドラムの各ノートは
すべて「Drum Sampler」を使わなくては
いけない、という事はないので
従来からある「Simpler」を使用しても
オーケーです。
![](https://assets.st-note.com/img/1728698342-OS8FxMrIaPdKJENAqk1ctmW0.jpg?width=1200)
今回の「Drum Sampler」の追加では
同時に、「Drum Sampler」で作成された
プリセットが52個ほど追加されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1728698451-2Tz5cfy49mRNEJZXDIQoqHSi.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1728698490-vRTpAV5sbXw2KGqdfaN39Yj7.jpg?width=1200)
その他のアップデートなど
他にも、ピッチトラッキング補正ができる「Auto Shit」
や「Limiter」の改善なども
行われており、コアライブラリーなどにも
更新(追加)があるようです。
何気に使ってみてみていいな、と思ったのが
ブラウザのフィルタ項目の中に、「Devices」という
項目が追加されていて
他社製のデバイスも含めて
たとえば「シンセサイザー」のVSTを
絞り込めたりできるようになっているのが
良いなと感じました。
![](https://assets.st-note.com/img/1728698934-Q70JGBsNn2Lei43PbKvhurxV.jpg)
またサウンドのタグ付けを自動で行う機能が追加されたみたいです
そんな感じで、コンマ1のアップデートにしては
色々と出血大サービス的なアップデートに
なっているので
これからもさらに使いこなせるよう
お勉強したいと思います!