![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/164913691/rectangle_large_type_2_0968173ee193d1b0ab8406c9c37c28f1.jpeg?width=1200)
【DTM】ベースラインシンセサイザーDeeACIDバージョン1.5爆誕!!
童貞オーディオ・・・・・もとい!
DOTEC-AUDIO(ドーテック・オーディオ)の
アシッドベースシンセサイザー
DeeACID(ディーアシッド)が
Ver 1.0から、Ver 1.5にバージョンアップしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1733629374-MVf7Z54NuH9UbJngYqvLAlGz.png?width=1200)
このDeeACID(ディーアシッド)、何が
凄いのか?
アシッドベースシンセサイザーとうたっている通り、
アシッドベースの音しか鳴りません!
しかも、プリセットもありません。
今どきのソフトシンセサイザーと言えば
数100~1000超のプリセットが用意されている
ということが普通になりつつありますが
このDeeACID(ディーアシッド)は
それがまったくない。
ひたすら、ソフト上のツマミを
アシッドベースの音色を鳴らしながら
いじるという、超シンプル設計。
それで、税込み定価は5,500円(2024年12月現在)
が高いのか、どうか?
(割引クーポンなんかの配布あり)
なんですけど、まず、音が良い!
DeeACIDは、昔、ローランドが開発・販売していた
「TB-303」というベースライン・シンセサイザーを
お手本に開発されているのですが
このTB-303の作り出すアシッドベースの音色は
伝説的に有名な音色で
現在でもたくさんのシンセサイザーのプリセットに
その名前を冠したものがたくさんある存在です。
その中と比べても、DeeACIDの音は
ひときわ抜きんでて太く、前面にでてくるというか
そんな強さを感じる音なんですよね。
あと、お遊び的要素として
ソフト画面の下に
ピクセルベースのアニメーションが
表示される仕組みが搭載されています。
(波形のみの標準アニメーションと切り替えながら
表示できます。)
![](https://assets.st-note.com/img/1733629432-tb2THNI6jDwcARyGMQg0x3zW.png?width=1200)
これが、1990年代の雰囲気が漂うグラフィックで
なかなか新鮮なんですね。
CPUパワーを消費しないきわめて
エコなプログラムなんだそうです。
(以下の開発秘話も参考にどうぞ。)
インストールもプラグインのフォルダに
VSTファイルを置くだけです。
今回のバージョンアップでは
起動時のバグフィックスと合わせて
フレーズジェネレーターが追加されました!
![](https://assets.st-note.com/img/1733629504-3BRHeKfJtWNF6S9j5LpT10Gb.png?width=1200)
最初のバージョンでは
モデルとなったTB-303にあった
シーケンサーなどの機能はバッサリ
そぎ落としてあり、それはそれで
潔い決断だったのだと思いますが
ベースラインのフレーズに関しては
当然、ユーザーで作るしかなく
私もポチポト打ち込んでいたのですが
めんどくさいな、と感じたときは
別なベースラインインシンセの
MIDI生成機能を使って作成し
演奏時にDeeACIDに差し替える
という事をしていたので
今回のフレーズジェネレーターの搭載は
めっちゃ大歓迎です。
作成方法も
アクセントをつけるか(強めるか?)
スライド奏法をつけるか
休符をいれるか
といった最低限の条件と
演奏するキーを指定すれば
無限に生成してくれるというシンプル設計♪
テンポはDAWと同期してくれるし
生成したフレーズは
MIDIデータとしてDAWにドラッグアンドドロップ
で持っていくことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1733629551-zpBoiCX4ENTwcYySrjVh0JLa.png?width=1200)
この辺は抜かりない感じです。
これまでも
アシッドベースの音が必要な時は
必ず使用しているソフトシンセなので
ますます使用する機会が増えていきそうな予感。
また、純国産!というのも良いですね。
DTM関連ソフトというと
たいていが海外製のものが多く
私が利用しているソフトもほとんど
海外製なんですが
DOTEC-AUDIO(ドーテック・オーディオ)さんには
これからも頑張って欲しいです。