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【DTM】KONTAKT 8 ふぁーすといんぷれっしょん

こんばんわー。
暑さも過ぎて・・・と思ったら、雨でムシムシ
するヤな日でした・・・・

本日取り上げるのは
NativeInstruments社の
「KONTAKT 8」!
言わずと知れた、音楽業界では
有名な業界標準のサンプラーです。

サンプラーというのは
基本、音のサンプルを録音して
その音を楽器として鳴らす
ソフトウェア(ハードウェアもある)
の事ですが
最近のソフトは
元はサンプラーでも
シンセ的な音も載せてくる音源も
あったりして
よくわかりません!

この「KONTAKT 8」もサンプラーとしての
機能はありますが
そのうえで色んな音源を鳴らす
音源プラットフォームのような
ソフトウェアとなつております。

この「KONTAKT 8」
業界標準音源バンドル「KOMPLETE 15」
の発表と同時に発売となりました。
(KOMPLETEにはKONTAKTも附属)

かくいう私も、発表と同時に
「KONTAKT」をバージョンアップ
価格で入手しました。

そうしたら、最初は音源を鳴らすと
音が止まずに鳴り続けたり
ソフト自体がフリーズしたりと
動作が不安定で
「なんだかなー」と思っていたのですが
9月26日の時点で
バージョン8.0.1としてアップデート
が入り、触ってみたところ
解消されているっぽい!

なので、初期ロット不良を警戒して
購入を控えていたユーザーも
ある程度安心できる状況には
なったのではないかと思います。

そこで、動作安定版となった
「KONTAKT 8」バージョン8.0.1の
レビュー記事を書いてみようと思います!

まずは起動!


起動直後のブラウザ画面

起動直後は、音源ライブラリのジャケット一覧と
音色の検索が可能な
ブラウザ画面が立ち上がります。
この画面は前バージョンの7から
新設された画面とのこと。

さっそく音源を立ち上げてみます。

8に標準で附属する音源「CONFLUX」

従来は左側に音源のバナーが並ぶ画面
が表示されるのですが
今回より、音源名とそこに
含まれるプリセットの一覧が
表示されるビューが表示
されます。
このビューはデフォルトビューと
言うようです。
昔通りのラック表示も
クラシックビューとして
選択可能らしいのですが
ここはやはり新しいビューに
慣れておきましょう!

新しく搭載された「TOOL」


「TOOL」と「INSTRUMENTS」の表示に「+」マークが

左側の画面に何やら
「TOOL」と「INSTRUMENTS」
という表示と
「+」マークが表示されています。
「TOOL」の下の「+」マークを
押すか、音源名の上に表示されている
カテゴリ名の「Tools」を
クリックすると
搭載されているツールが表示されます。

「Chords」と「Phrases」というツールが

では「Chords」を選択してみると・・・・・

音源の上に7つのサークルが表示されます

「Chords」ツールが音源の上に
セット表示されます。
左側のプリセット画面も
「Chords」のプリセット
(この場合音のコード)
が表示され、たくさんのコードの
中から欲しいコードを選択できます。

コード(和音)のプリセットがたくさん

この「Chords」というのは
つまり白鍵盤部分をひとつ
押すだけで指定したコードで
音源を鳴らす機能です。
いわゆる「MIDIエフェクト」
の一種と言えます。

結構いろんなコードのプリセット
があるので
鳴らしていくだけでなかなか
遊べます。
この状態で「TOOL」と「INSTRUMENTS」
の箇所を見ると「TOOL」は
「+」のマークが消えていますが
「INSTRUMENTS」のほうは
読み込んだ音源名の下に
「+」が残っています。

「+」マークが音源名の下に・・・

カンの働く人はわかると思いますが
そう
ここにさらに音源を追加呼び出し
して音をレイヤーして鳴らせます。

音源を追加したところ

過去の音源もこのツールの恩恵を受ける


過去にもっていたKONTAKT音源も
同様に「Chords」の機能で鳴らすことも
できるので
使い古した音源も
再び新鮮な印象の響きに
変身します。

ピアノ音源を「Chords」で鳴らしてみた

なんとなくですが
音像の輪郭のはっきりした音、
ピアノとかのキーボード系の
音が良く合うのではないでしょうか。

フレーズを作り出す「Phrases」

「Phrases」を起動

もう一つのツール「Phrases」は
プリセットされたフレーズを
鍵盤ごとにアサインして
鳴らす機能です。
下のキーボードのグラフィック部分の
鍵盤の色がフレーズの種類に
なっています。

こちらの機能も、はっきりとした
音色の方が効果が
分かりやすいんじゃないかと
思います。

「Leap」ループやワンショット素材を自在に


12個の「Leap」エクスパンション

「Leap」はループ素材を鍵盤ひとつずつ
割り当て、アンサンブル演奏できる
機能です。
ループ素材だけでなく
ワンショット素材ももちろん
使えます。

「Leap」で鍵盤にアサインされた素材をエディットする画面
音声のスタート、アウトポイントを変更


これこそ、サンプラーらしい使い方
なんではないかと思います。


・・・てな感じで駆け足でしたが
「KONTAKT 8」の簡単な
紹介記事でした。

DTMに関する動画をあげているチャンネルでも
ぼちぼちレビュー動画の
公開が始まっていますので
もっとちゃんと知りたい方は
そちらをご参照ください。

最初は動作が不安定で
どうしたものか、と
頭を抱えましたが
さすがにすぐアップデートで
対応してくれました。

やっとこ、使えるレベルの
安定性が確保できる状況に
なりましたので
購入を控えている方も
ぼちぼち考えていいのではないでしょうか。

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