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【DTM】個性的なシンセ「CUBE」の推しどころ(あと、おまけの「RAMDOM Metal」)
こんばんは。
2024年も大詰めという時期になりました。
あと10日くらいで2024年もオサラバかと思うと
月日の流れるのは早いなあと、しみじみ思う
今日この頃ですね。
寒さも本格化し、自分は鼻水がたれて
咳き込む事が増えてきました。
暖かくして風邪にならないよう
気をつけなくちゃ!
本日は最近よく触っているシンセプラグイン
「CUBE」について書いてみようかと思います。( ꈍᴗꈍ)
Lunacy「CUBE」
![](https://assets.st-note.com/img/1734790760-hKMiDtcALu8bXaqF74jPyZSe.png?width=1200)
このシンセ、「CUBE」(キューブ)は
一年ほど前、Lunacy(ルナシー)という
音楽ソフトウェア会社から発売されました。
Lunacyさん、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス
の会社で、2021年に設立された非常に
若い会社なんですね。
ソフトウェアとしては
この「CUBE」とエフェクトプラグイン「BEAM」
がメインで、各プラグインのプリセットも
販売しています。
一年ほど前から、DTMユーザーからは
非常に高い評価を得ていたソフトで
私も思わず飛びついてしまいましたが
買ってよかった!と思えるシンセプラグインですね。
仕組みとしては
サンプリングされた音を複数レイヤーして
調整した音を鳴らすという
サンプルベースのシンセサイザーです。
独特な立方体のインターフェイス部分に
8つのスロットがあり
そこにサンプルの音を読み込んで
音の調整とか、鳴らすタイミング
とかを調整して複雑な音色を発生させるという
仕組みです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734791494-hF1brs4Sw9BLDZzGn3JCNjKo.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1734791655-rzuWDmSRJlhLUQvfgGyAOs2X.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1734791715-mThspMAB1uRn5UgNdxOX4kfq.png?width=1200)
ソフト中央上部に「Sounds」「Orbits」「Main」「Mod」「Effects」
という各機能へアクセスするボタンがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1734791897-4XIydeFUTs16LhRbYVmDoMtl.png)
プリセットを変更するとか、調整する際に
このボタンで各機能にアクセスして処理します。
「Sounds」は先ほどのサンプル音をクリック
したときに現れる画面と同じものです。
サンプル音をクリックしない状態で
「Sounds」ボタンを押すと
スロットのサンプル音がすべて表示されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734792108-UoRDYu2ig1bIN8E3rLAWTMPv.png?width=1200)
プリセットのエディットの方法とかは
まだまだ学習なのでわかりませんが
いろいろいじれるようですね。
ちなみに、起動直後の「CUBE」は「Main」画面
が表示されており、各機能ボタンの下の
プリセット名表示をクリックして一覧から
プリセットを選択するか
プリセット名の左右の三角矢印をクリックして
前後のプリセットの切り替えを行います。
![](https://assets.st-note.com/img/1734792379-xj3fvhIZoqkUOsFaA61mCBNQ.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1734792427-Ne0wzmYpDxi48TlqhO16uc5s.png?width=1200)
上記画面の左下の「Open Pack Portal」をクリックすると
拡張パックの購入、ダウンロードができる
画面を開くことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734792608-v2JqdYS07VEeyRH56s9uLkpb.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1734792651-J0FvHleBI18yd9D6U2iZmLGn.png?width=1200)
購入した方は、この画面も良く見てください。
ボーナスとして無償配布している
拡張パックなんかもあったりしますので。
ちなみにカートのマークがあるパックは
「買ってね!」という意味です w
「Orbits」(オービット)は
サンプル音を制御する音の軌道(オービット)
を選択したり調整できる画面になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1734793041-TntEdPKQIGJ5HsMh4boqNxCD.png?width=1200)
オービットはたくさんあるプリセットから選ぶもよし
自身で作成するもよし。
非常に自由度は高いです。
他にも、モジュレーションを調整する「Mod」
![](https://assets.st-note.com/img/1734793227-cvPb6VCOJfMgpmZsNtSL3hrI.png?width=1200)
各種エフェクトを選択、調整する「Effects」
![](https://assets.st-note.com/img/1734793506-V1Iyb9pThmM36JZQvlgd8AjF.png?width=1200)
・・・などなど。
個性的なシンセですが、けっこう細かく調整する
機能も充実している印象です。
プリセットも、普通のシンセではなかなか難しそうな
音を結構直感的に作れそうですし
用意されているプリセット(ファクトリープリセット)
もとーーっても魅力的な音が満載です。
品質も良く、音を聞いて曲想が浮かんでくる
様なプリセットがたくさんあります。
拡張パックも、各テーマごとに作成された
ものが販売されているので
これらのプリセットを追加しても良いですね。
(私も2~3個ほど買い足しました)
あと、アプリケーションのインターフェイスも
黒にパステルカラーを混ぜたような
独特のカラーリングになっていて
開発者のセンスの良さを感じますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1734794478-QuKtwxHsVUFfev2yiIkdR93a.png?width=1200)
サンプリングベースなので
プリセットの読み込みには若干のタイムラグが
ある(環境によりますが)のと
データサイズが大きめなのでその辺は注意が必要かも
しれません。
とはいえ、全体的に優秀なプラグインシンセです。
買って損は無いと思います。( ꈍᴗꈍ)b
おまけ
パーカッションシンセサイザー「RANDOM Metal」
がバージョン1.0.8にバージョンアップしました。
最後に演奏した音を
DAWなどにドラッグして利用できるように
なりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734794864-Oq4wpHT96xvEMj0U7e1DRr8A.png?width=1200)
下に機能説明が表示されています
「drag to export」ボタンからDAWのオーディオトラック
にドラッグするとWAVファイルとして読み込み
できます。
ワンショットとして、ドラムシーケンスの
音色として活用できるようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734795108-5sNRtju1MIWdHk2FZpmnB9eT.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1734795161-vpYJVejOQH9yDEgqMtZorUSC.png?width=1200)
このプラグインも、細かな部分で配慮された
機能を提供してくれるので
今後も期待ですね。