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【DTM】個性的なシンセ「CUBE」の推しどころ(あと、おまけの「RAMDOM Metal」)

こんばんは。
2024年も大詰めという時期になりました。

あと10日くらいで2024年もオサラバかと思うと
月日の流れるのは早いなあと、しみじみ思う
今日この頃ですね。

寒さも本格化し、自分は鼻水がたれて
咳き込む事が増えてきました。

暖かくして風邪にならないよう
気をつけなくちゃ!

本日は最近よく触っているシンセプラグイン
「CUBE」について書いてみようかと思います。(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

Lunacy「CUBE」

独特なインターフェイス

このシンセ、「CUBE」(キューブ)は
一年ほど前、Lunacy(ルナシー)という
音楽ソフトウェア会社から発売されました。

Lunacyさん、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス
の会社で、2021年に設立された非常に
若い会社なんですね。

ソフトウェアとしては
この「CUBE」とエフェクトプラグイン「BEAM」
がメインで、各プラグインのプリセットも
販売しています。

一年ほど前から、DTMユーザーからは
非常に高い評価を得ていたソフトで
私も思わず飛びついてしまいましたが
買ってよかった!と思えるシンセプラグインですね。

仕組みとしては
サンプリングされた音を複数レイヤーして
調整した音を鳴らすという
サンプルベースのシンセサイザーです。

独特な立方体のインターフェイス部分に
8つのスロットがあり
そこにサンプルの音を読み込んで
音の調整とか、鳴らすタイミング
とかを調整して複雑な音色を発生させるという
仕組みです。

立方体(キューブ)の8つの頂点がサンプル用のスロットになっています
スロットをクリックすると読み込まれているサンプルが表示されます
サンプル名をクリックするとサウンドのエディット画面が開きます

ソフト中央上部に「Sounds」「Orbits」「Main」「Mod」「Effects」
という各機能へアクセスするボタンがあります。

各機能へのアクセスボタン

プリセットを変更するとか、調整する際に
このボタンで各機能にアクセスして処理します。

「Sounds」は先ほどのサンプル音をクリック
したときに現れる画面と同じものです。

サンプル音をクリックしない状態で
「Sounds」ボタンを押すと
スロットのサンプル音がすべて表示されます。

8つのスロットの登録内容が表示されます

プリセットのエディットの方法とかは
まだまだ学習なのでわかりませんが
いろいろいじれるようですね。

ちなみに、起動直後の「CUBE」は「Main」画面
が表示されており、各機能ボタンの下の
プリセット名表示をクリックして一覧から
プリセットを選択するか
プリセット名の左右の三角矢印をクリックして
前後のプリセットの切り替えを行います。

プリセットの切り替えは上部のボタンから行います
プリセットの選択画面 パックのフォルダが左に表示されています

上記画面の左下の「Open Pack Portal」をクリックすると
拡張パックの購入、ダウンロードができる
画面を開くことができます。

もちろん、登録したユーザー・パスワード入力必須です
拡張パックの選択画面

購入した方は、この画面も良く見てください。
ボーナスとして無償配布している
拡張パックなんかもあったりしますので。
ちなみにカートのマークがあるパックは
「買ってね!」という意味です w

「Orbits」(オービット)は
サンプル音を制御する音の軌道(オービット)
を選択したり調整できる画面になります。

右にはオービットのプリセットも豊富に用意されています

オービットはたくさんあるプリセットから選ぶもよし
自身で作成するもよし。
非常に自由度は高いです。

他にも、モジュレーションを調整する「Mod」

モジュレーション調整画面

各種エフェクトを選択、調整する「Effects」

複数のエフェクトを選択・調整できます

・・・などなど。

個性的なシンセですが、けっこう細かく調整する
機能も充実している印象です。

プリセットも、普通のシンセではなかなか難しそうな
音を結構直感的に作れそうですし
用意されているプリセット(ファクトリープリセット)
もとーーっても魅力的な音が満載です。
品質も良く、音を聞いて曲想が浮かんでくる
様なプリセットがたくさんあります。

拡張パックも、各テーマごとに作成された
ものが販売されているので
これらのプリセットを追加しても良いですね。
(私も2~3個ほど買い足しました)

あと、アプリケーションのインターフェイスも
黒にパステルカラーを混ぜたような
独特のカラーリングになっていて
開発者のセンスの良さを感じますね。

機械的でない温かみのあるカラーリング

サンプリングベースなので
プリセットの読み込みには若干のタイムラグが
ある(環境によりますが)のと
データサイズが大きめなのでその辺は注意が必要かも
しれません。

とはいえ、全体的に優秀なプラグインシンセです。
買って損は無いと思います。(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)b


おまけ

パーカッションシンセサイザー「RANDOM Metal」
がバージョン1.0.8にバージョンアップしました。

最後に演奏した音を
DAWなどにドラッグして利用できるように
なりました。

プリセット名の横に「drag to export」ボタンが
下に機能説明が表示されています

「drag to export」ボタンからDAWのオーディオトラック
にドラッグするとWAVファイルとして読み込み
できます。
ワンショットとして、ドラムシーケンスの
音色として活用できるようになりました。

Ableton Liveのスロットにドラッグしたところ
ドラムラックに登録してMIDI操作できるようにしたところ

このプラグインも、細かな部分で配慮された
機能を提供してくれるので
今後も期待ですね。

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