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おもしろがると世界がひろがる

先日、絵本作家、鈴木のりたけさんのトークライブ「おろしろがると世界がひろがる」に行ってきました。

鈴木のりたけさんと言えば!絵本「大ピンチずかん」が大大大人気であり、その本で数々の賞を受賞されている作家さんです。

我が家の大ピンチずかん


「大ピンチずかん」は児童書として書かれている絵本ですが、大人が読んでも大変面白い!です。そこに描かれている「大ピンチ」は、多くの大人が子供時代に遭遇した心当たりがあるものばかりで「それわかる!!!」という共感の連続だからです。
しかもこの「大ピンチ」たちは人によっては大人になってから遭遇してしまうものもあり、現在進行形の「わかる!!」も含まれてくるんです。

私においては、絵本に描かれていた大ピンチの中のいくつかは大人になってから遭遇したものでした。

最初のページから最後のページまで、ページをめくるのがとても楽しみで、ちょっぴりきゅんとしてお話が終わった後に、また繰り返して読みたくなる絵本です。

トークイベントでは、鈴木さんがこれまで出版された絵本や新刊絵本の制作秘話をじっくりたっぷり聴けました。

ワークショップの時間もあり、トークイベントに参加された皆さんと、持ち寄った文房具を使い、いつくかの作品を作りました。

それぞれの参加者が作ったものに全員が触れ、インスピレーションを受けたままの感想を伝え合っているうちに、そういう見え方もあるのか!とか、こういう表現方法もあるのか!とか、教えてもらうことがとても多かったです。

イベントのタイトルでもある「おもしろがると世界がひろがる」。
面白いと思えることであれば、どんなことも心から楽しめて、それによってどんどん世界が広がっていく。だからこそ入口が大事で、なんでも面白がってみたらいいんだ!と。
あと、失敗したことも楽しめるようになったら、またまた世界が広がる!と。
トークイベントが数日がたち、改めて振り返ってみて、しっかりそう思えました。

参加者の多くは大人の女性の方でした。
興味のある場に行く行動力のある大人がたくさんいる光景が眩しくて、参加した人たちがこれからもっと毎日をおもしろがって暮らして、豊かな世界がどんどんひろがっていくんだなぁと思ったら明るい気持ちになりました。

篠原 友紀

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