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もう終わってしまったのか。

フルタ丸講談vol.2 『八百長入門』4日間全7ステージが無事に終わりました!ご来場、ありがとうございました!

いつものことながら、今回の公演も、本当にたくさんの方に支えていただきました。キャスト、スタッフの方々はもちろん、公演に関わってくれた全ての方。
応援してくれた方々、劇場に見に来てくれた方々、ありがとうを何回言っても足りません。

そして今回、5人の客演さんに出演していただいたわけですが、もうほんとうにたくさんたくさん助けていただき、支えられ、救われました。

仁山貴恵さん、寺田晴名さん、大勝かおりさん、上田のりこさん、日下麻彩さん。

女性だけの座組は華やかで楽屋は常に良い匂いがしていて、優しく強い方たちでした。感謝。

フルタ丸講談vol.1では、私が講談師のポジションで、実は夏の時点では、次も真帆ちゃんが講談師のポジションかな、とフルタに言われていて、駄々をこねた記憶があります。

私は大谷翔平の嫁になりたい!お願い!と。

そこからしばらくの時を経て、vol.2で、私は念願叶ってプロ野球選手の妻になりました。旦那さんは残念ながら大谷翔平ではなかったのですが、小5の息子も育てております。

子供が欲しいという気持ちが皆無で、母親になることをまったく想像できない私が、作品の中で、母親という肩書きを得ました。

芝居って夢がありますね。次こそは、もしかしたら大谷翔平の妻役になれるかもしれないですから。

真央の立場になり子供が居たらのアレコレを想像し、考え、まだまだ自分のことで精一杯の私には、やっぱり子育ては無理だなぁという結論に至りましたが、それほどまでに、母親という生き物は強くなければやっていけないなと感じたのであります。

リアルに小5の子供がいてもおかしくない年齢になったということに衝撃を受けておりますが、イメージシーンとアンダースローで筋肉痛がたまり、今日もまだ身体の重さが抜けておりません。

最終日。フルタが、もう若くないんだよ、俺達は…と、帰り際に言いやがったわけですが、本当にその通りで。

無理しすぎない。自分を労る。そういった事も、しっかり意識しないといけないのだなあと。栄養と休養をしっかりとるのも役者の仕事だ、身体が資本だと、痛感した公演となったわけです。

だがしかし、色んな方にアンダースローのフォームをほめてもらいまして、身体にムチ打ち不器用ながらも頑張った甲斐があったなと、ほくそ笑むのでありました。

最後のステージ直前の楽屋にて。

本当に色々なことがあった公演ですが、強く胸に残っているのは楽屋でのみんなの笑顔や舞台上の力強くキラキラした姿、そして、客席からの笑い声やあたたかい拍手。
その全てが今も私を包んであったかい気持ちをくれます。

本当に、ありがとうございました。


気がつけば12月。
月曜日、真帆でした。

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