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「ひとりごとターミナルX」仕様にシフトチェンジ
こんばんは、篠原です。
いよいよ今季も我が家にホットカーペットが登場し、おうちでの時間がより幸せな時間になる冬の訪れを感じています。
ここ2週間ほど体調が万全でなく、少しずつ良くなり始めた今の調子が急降下しないように、身体の様子をおっかなびっくり伺いながら過ごしている篠原です。
先週から12月の岐阜公演「あの町に紙がある」のお稽古が始まり、そのことばかりを考えていたところ、なんと今週末にはフルタ丸Reload「ひとりごとターミナルX」の公演が控えているのだという事実がわっと現れました。
目の前に迫る本番の日を前に、いよいよ「ひとりごとターミナルX」仕様にシフトチェンジの時です。
本番が迫りつつある中ですが、先日、体調が少し良くなり始めたので、舞台を観に行って来ました。
舞台を観ていた時のこと。
ある俳優さんの声に乗って台詞が出て来た時に、その台詞の重みが身体の中にどすんと入って来て、ものすごい衝撃を受けました。
こんなにも苦しい台詞を発しても、場の空気を重たくせず、その人の芯の強さが伝わってくる表現にとても心が揺さぶられました。
観ていた席からは、その方の背中のお芝居しか見えなかったのに、全身からやっと絞り出したと思われる台詞の持つ力に圧倒されました。
この女優さんといつか同じ舞台に立てるようにがんばろうと思い、そしてわたしもこういうお芝居ができるようになりたいと思いました。
再演となる「ひとりごとターミナル」 。
「X」 が追加され、また新しい表情を見せてくれるのだと思います。
みんなに心を揺さぶられながら、フルタさんの描く物語の中で楽しく過ごせたらいいなと思っています。
篠原 友紀