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ドラクエにハマれなくなったのは演劇を始めてしまったからなのか

〔文責・フルタジュン〕

ドラクエを買ったまま2年間放置していたり、冒険に出たのに途中で冒険をドロップアウトしてしまったり。「勇者ジュン」はふがいない。ある時、モンスターを倒してレベルを上げるのが辛いと感じてしまう日があった。昔はこんなんじゃなかった。大好きだったのに。なんでだろう。悔しくなった。傑作だと言われていたソフトを楽しみたいのに楽しめない。いつからハマれなくなってしまったのか。おそらく上京してからだ。上京して新たなに始めたこと、なんかあったっけ。

もしかして…演劇か?

そう言えば演劇を始めたあたりから、僕とドラクエの雲行きがおかしくなった。大学生の頃、演劇の創り方を効率よく教えてくれる先輩を持たないで始めてしまったのがよくなかったのか。とにかく一つ目の作品を創るのに苦労した。まったく本当に何も知らない所から始めたので大変だった。要領を得てなくて時間が掛かった。このあたりでゲームを楽しむという余裕が退化した。しかし、一つ大きな収穫があった。演劇は観るのも面白いが、創ることは観ることの100倍面白かった。あれから20年ぐらい経って、そのまま今日に至るけど、まだ面白い。いい加減にしてくれよ。どうしたらクリアできるんだ。

ここ数日、税理士さんと帳簿のことや税金のことで話したりメールしたりで経理のことを進める。やらなきゃならない。会社を始めてから自分で色々とやるようになって、分からないことは片っ端から全部聞いている。それを終えると、昨日新しく買った花瓶に花を生けたいと急に思い立った。寒さに震えながら家を出て花屋で桜の枝を買って帰って来た。暖房MAXの部屋では一気に咲いて一気に枯れるという絶望的なことを言われた。家の中で涼しい場所を探すのは難しい。右往左往する。稽古は夕方からだ。今日から稽古が再開するということを、数日前から意識していた。なんとなく落ち着かなかったので、車に乗って劇団の倉庫へ出かけた。

2月7日(日)に一日だけの公演を下北沢「劇」小劇場で上演する。
タイトルは『豚の砦』

フルタジュン、山田伊久磨、清水洋介による三人芝居。シリーズの第三弾。今日から公演が終わるまで、noteを毎日更新してみようと思った。準備、稽古、いざこざ、日常あたりを書いていく。

とりあえず、今日の体温。

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FURUTAMARU.『豚の砦』

【公演日時】
2021年2月7日(日)16時開演(15時40分開場)

【会場】
下北沢「劇」小劇場
(世田谷区北沢2-6-6 tel:03-3466-0020)

【チケット】
①劇場観劇チケット 
▶料金:3,000円 
▶チケット予約:カルテットオンラインhttps://www.quartet-online.net/ticket/buta

②アーカイブ配信観劇チケット
▶料金:2,000円
▶チケット予約:イープラスhttps://eplus.jp/pigfort-st/
*2月10日(水)12時よりアーカイブ配信スタート
*販売期間:2月16日(火)22時30分まで
*視聴期間:2月16日(火)23時59分まで
*期間内に何度でも視聴可能
*視聴方法:イープラス「Streaming+」

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