気になる仮チラシ!
先週末は劇場で舞台を、映画観で映画を観てきました。
舞台はインコさんがやられている実弾生活のオムニバスコント。
実弾生活23「旅のマシーン」です。
6月に渋谷伝承ホールで観たインコさんのスタンダップコメディライブ「おはようインコさん その8」は、1人お喋りスタイルのインコさんによる面白さを存分に堪能できる特別なライブでした。
今回の実弾生活のコントライブでも、もちろんインコさんの面白さを堪能しまくれたのですが、同時に、他に出演されている皆さんの爆発的な面白さも堪能できてしまうというとても贅沢なものでした。
どの方も、この人がいなくては物足りないのです!という魅力を満タンに持ち合わせている方々でしたので、お話ごとに別の役で登場されると、こんな姿も見られるんだ!と嬉しくなってしまいました。
日常生活の中で誰もが出会うあれこれに、インコさんエッセンス解釈が加わると、とんでもなく面白い方向に物事が突き進んで行ってしまいます。
社会問題や時代の流れを敏感に柔軟に取り入れながら、飄々としなやかにオモシロ攻撃を加えてくるチーム実弾生活さん。
時間を追うごとに上がる劇場の熱量の一部になりながら、そのおもしろを観劇できるという幸せな時間でした。
続いて映画はウェス・アンダーソン監督の「アステロイド・シティ」です。
ウェス・アンダーソン監督の映画では、「ムーンライズ・キングダム」が好きで、あと「犬ヶ島」も好きです。
あ、でも「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」もやっぱりいいし、「ダージリン急行」もいいよなぁ。
あ、あとはあとは…って思い出してたら、次々にいいよなぁが出てきてしまいました。
これはそう、どれも好きだということです。
古い映画を何度も繰り返し観られる贅沢と同じくらい、同時代を生きる方のつくる作品を、できたて早めに観られるという贅沢もあるんだなと実感した映画でした。
誰かの一番になる映画を何本も作っていても、なお、新作でまた誰かの一番になるを更新してしまえる強いパワーを眩しく感じ、ついギラついた目線で鑑賞してしまうのですが、目に入ってくるパステルカラーの色彩がギラつきを中和してくれるのか、ほわんとした気持ちで映画館を後にしました。
また前の作品を観直したくなっています。
今回も好きな映画でした。
さてさて、実弾生活23を観に行った時のことですが、当日パンフレットの束の中に、なんとフルタ丸講談の次回公演の仮チラシが入っていたのです!
チラシをとうっとり眺めていたところ、チラシの真ん中に黄色の文字で縦書きにうっすらと書かれている文字に目が止まりました。
目をこらして読んでみると…
「そして。彼女達は八百長の門をくぐる。」とあります。
んんん?
えぇー!
なになに!一体どんな八百長の門をくぐるのー!!!って。
気になります。
気になります。
気になります。
もしフルタ丸講談の次回公演仮チラシをお手元に取られた方がいらっしゃいましたら、ぜひチラシ真ん中に黄色の文字でうっすらと縦書きにある文字を見つけてみてください。
きっと同じように気になってしまうはずです。
篠原 友紀
フルタ丸講談 vol.2 『八百長入門』
日程:2023年11月29日(水)~ 12月2日(土)
会場:シアター711
【チケット】
一般:4,000円 学割:3,000円(要証明)
※全席自由・整理番号付き・前売当日共通
【最速先行予約を受付中】
カンフェティ WEB販売ページ
http://confetti-web.com/furutamarukoudan_2
最速先行予約期間 2023年9月1日(金) 10:00 ~ 24日(日)23:59
特典は「八百長入門」オリジナル千社札の栞をプレゼント!!