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コロナ危機にどう向き合うか?(その1)世界と日本のこれから

 現在進行中のコロナ危機は、世界の根幹を揺さぶっています。
さまざまな識者からの問題提起がありますが、以下の3点を紹介します。
                          古沢広祐

比較的わかりやすいものに、Y・ハラリの以下の問題提起があります。
(1)「新型コロナウイルス後の世界」とは? FINANCIAL TIMES紙記事、
   全文翻訳を公開。 ユヴァル・ノア・ハラリ
http://web.kawade.co.jp/bungei/3473/

現実に進行中の事態に鋭く切り込んでいるのが、トーク #Studio202X です。
(2)「コロナ危機と文明の転換」公開動画(ゲーテ・インスティトゥート東京)
https://www.goethe.de/ins/jp/ja/kul/sup/202.html
https://www.goethe.de/ins/jp/ja/kul/sup/202.html?wt_sc=tokyo_studio202x

 ジャーナリストの津田大介氏のナビゲートで送るトーク・プログラム
 Studio202X第三回は「コロナ危機による国内回帰とグロバリゼーション」

グローバルに展開する実態経済・金融経済、そして国民国家的政治の可能性、その両者の力関係に、コロナ危機がどのような影響を与えるのか。

https://www.youtube.com/watch?v=91-gWzzVg_4
(画面スタート、1分少々経過してからになります)
【出演】
● マルクス・ガブリエル(ボン大学教授、哲学者)
● 三牧聖子(高崎経済大学准教授、国際関係論)
● 将基面貴巳(ニュージーランド・オタゴ大学教授、歴史学)
● 津田大介
 (2時間にわたる興味深い議論です)
コロナウイルスのパンデミックに伴い、国民国家がものすごい速度で国境を
封鎖している。国家間の移動が制限され、国際線の運行がストップし、海外にいる自国民は帰国を促されている。
全世界に拡大するコロナウイルスを封じ込めるに、国という存在があってこそ対策が可能だと信じられている。このような国民国家的思考を強めることは、グローバル化やコスモポリタニズム、国際協働といった考え方にとって、どのような影響を与えるのか。

(3)#Studio202X
第2回「ウイルス・トラッキング/プライバシー・ハッキング - 監視社会と自由の挟間で」

 危機管理と個人情報保護、市民の人権の間のバランスはどのようにしたら保てるのだろうか。
  トーク・ゲストはステファニー・ハンキー(NGO Tactical Tech代表)、亀石倫子(弁護士)、奥村貴史(北見工業大学教授、保健管理センター長)の各氏。(2時間にわたる興味深い議論です)
https://www.goethe.de/ins/jp/ja/kul/sup/202.html?wt_sc=tokyo_studio202x
https://www.goethe.de/ins/jp/ja/sta/tok/ver.cfm?fuseaction=events.detail&event_id=21820362

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*Studio202X は、ゲーテ・インスティトゥート東京がフェイスブック及びツイッターで配信するトーク・プログラムで、日常生活における具体的な危機管理対策というレベルを越えて、コロナウイルスの危機が今後、文化・芸術にもたらすかもしれない状況に視線を向けます。ゲストには、国内外の各界アーティストに加えて、哲学、社会学、心理学、法学などの専門家を迎え、さまざまな側面から目下の状況に迫り、この危機がもたらす社会的変化のシナリオについて、津田大介氏が問いかけてゆきます。

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