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『食・農・環境とSDGs: 持続可能な社会のトータルビジョン』ご紹介
地球環境問題の深刻化をくい止めるエコロジー運動、地域
コミュニティ・地域循環(自治)型社会の形成の動向について、グローバル化 とローカル化の相克と相互革新という視点から、 SDGs 実現の新たなパラダイムを提示してみました。
20世紀後半から21世紀にかけてアクションリサーチの総括です。
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『食・農・環境とSDGs:
持続可能な社会のトータルビジョン』
古沢広祐 著
農山漁村文化協会(農文協)、A5:256ページ定価 2,530円(税込)
(目次)
第Ⅰ部 持続可能性・SDGsはどのように世界展開したか
[1] 持続可能な開発目標(SDGs)の登場と世界動向
[2] SDGsにおける環境分野の進展と大きな壁
[3] 気候変動とグローバル・リスク世界
[4] 脱成長・持続可能な地域社会の展望
第Ⅱ部 自然共生とエコロジー社会の展望
[1] 技術革新がもたらす近未来の世界
――バイオ経済と生命操作、食・農・環境への影響
[2] 進展するグローバル世界
――3つのパラダイムとフード・レジーム
[3] グローバリゼーションと有機農業の展開
――つながり合う欧・米・アジア・日本の歴史的変遷
[4] 世界の縮図・日本から世界を展望する
――食生活・農業の変遷からみる「グローカル」ビジョン
[5] 食文化と農の尊厳性
[6] エコロジーと農業がむすぶ潮流
――アグロエコロジーと農業・農村
[7] 持続可能なエネルギーの実現をめざす地域と市民自治社会
第Ⅲ部 ビジョン形成と社会経済システムの変革
[1] 人口減少・超高齢社会をどう生きるか
――みんな幸せな社会を実現するために
[2] 社会変革をめざす事業体の「グローカル」な展開
[3] 持続可能な日本と地域社会ビジョン
――FEC自給ネットワークと地域循環共生圏
[4] 資本主義のゆくえと環境・持続可能な社会
――社会経済システムの変革と「公」「共」「私」の再編
終章 自然界における人間の未来
――人新世(アントロポセン)、SDGsを実現する世界
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*西日本新聞の読書案内にて、著書を紹介して頂きました。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/598819/?fbclid=IwAR0x8-siuEKJnukR5rTlO5TYWy7PU-pwaOKs_lofn8jHPK_cLux7nroB_AE