「ぼーし!」と言って帽子を持ってきたあなたへ 3月9日
いつものようにママはあなたとお散歩に出かけるため、準備をしていた時のことだそうです。
あなたは「ぼーし!」と言って、お気に入りのベレー帽を持ってきたようです。
普段なら、ママが「今日は帽子をかぶらせようかな」と思い、頭にチョコンとベレー帽を乗せるという流れです。
あなたは乗せられるがまま、被らされるがままという感じですね。
でも、今日は違いました。
なんだかママは嬉しくってあなたに帽子を被せ、そのエピソードを聞いたパパも嬉しくって、帰ってすぐにあなたを抱きしめながら、話をしました。
今日は自分で帽子かぶるって言ったんだねー!すごいねーー!
あなたはよく分からずとも、なんだか嬉しそうでした。
パパがあなたのベレー帽を被って現れた時は、なんのリアクションもなかったけどね…。笑
このお話を聞いて、あなたが自分の服やアクセサリー、アイテムなんかについても考えを巡らせられるようになったのかなって考えていました。
それって本当にすごいことです。
自分のことを自分で考え、意思決定できていることだからね。
自分のことは自分で決め、その結果に自分で責任を持つ
大きくなるにつれて求められる「自治」や「自立」というのはそういうことなのかもしれません。
そして、「主体的である」「自主的である」ということも、そういうことと無関係ではないでしょう。
あなたが生きていくこれから先の人生や社会は今まで以上に決まったルートや当たり前が排除されていく世界になっていきます。
世界とつながるツールはどんどん増え、やりたいことやできることを体現する方法も無限に増えていくでしょう。
ともすれば、自由が多すぎて、何も決められず、不自由になっていくということもあるでしょう。
そんな中だからこそ、自分の思いや自分の考えをはっきりと持ち、それを自分の意思で選びとって行動し、その結果を冷静になって見つめ、次の行動へと生かしていく。
そんなしたたかな生き方こそが、豊かな生き方だと思ったりもしています。
あなたがあたな自身の主人公であってほしい
これはあなたに叶えてほしい夢であり、パパ自身の夢でもあります。
共に「豊かな人生とは何か」そんなことを考え、意見し合える日が来ればいいなと、あなたがベレー帽を被った日に考えています。
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