2歳を迎えたあなたへ
2年前の2月25日、あなたは産まれました。
今まで辛そうな表情を見せることなど無かったママがあんなに辛そうな顔をして、唸り声をあげながらあなたを産みました。
ママから連絡を受け、パパは3時間半の道のりをかけてママの実家近くの病院に向かう最中、あなたの誕生に立ち会いたい思いと、間に合わない方がいいかもしれないという思いを持っていました。
我が子の誕生を目の当たりにする勇気が無かったからです。
結局、着いてから6時間ほどかけてあなたが産まれたので、間に合わないかという心配は無用でした。
そして、間に合わない方が…と思っていた自分を心から反省しました。
辛そうなママを見て、そして必死に産まれようとしているあなたを見て、でも何もできなくて無力な自分を感じつつも、あなたが産まれる幸せを心から感じられたからです。
あなたが産まれてくるまではあなたのことはもちろん知らなかったし、とても大切なママがあんなに苦しそうだったから早くママが楽になって欲しいということだけを願っていました。
あなたの声が聞こえた時、そしてママが元気だとわかった時、ボクはパパになれました。
そして心に決めました。
ママと子どもを幸せにするために生きる
こんな当たり前で何の魅力も無いような表現だけど、あの日から2年経った今もパパの中でその思いは強く残っているし、今も強くそう思えているのがとっても嬉しい。
あなたは2歳を迎え、できることもたくさん増えました。
ママもパパもあなたのおかげでたくさん笑顔になれるし、幸せです。
ありがとう
大きな病気せず、ここまで大きくなってくれて嬉しいです。
こんなパパだけど、よろしく。
あなたを世界一幸せな娘にします。