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師走 * チェンマイ俳句毎日

【チェンマイ俳句毎日】2024年12月17日

懸案だった埃まみれのバイクを洗浄した。
家で洗うつもりだったのが、伸ばし伸ばしで早数ヶ月。今日は、とある店に行こうとして道を間違え、グーグルマップで調べようとバイクを路肩に停めた場所が、たまたまセルフで車を洗浄する店の真ん前だったのだ。こんな店があるんだ〜、と思って眺めているうちに利用してみたくなってしまった。

コインを投入して、青いボタンを押すとホースから勢いよく水が出る。さーっとバイク全体に水をかけ、次に黄色いボタンを押すと、洗剤の白い泡がぶふーっと吹き出るので、それもバイク全体にまんべんなくかける。ボタンを停めて、備え付けのスポンジやたわしでゴシゴシと汚れを磨く。そして、最後に水ですすぐ。
乾燥用の風が出るボタンもあった。あいにく10バーツ硬貨1枚しか持ち合わせてなかったので、すすぎが若干足りない気もしたが、まあ、問題ない(あとで両替機を発見)。

これらの手順は、隣で先に真新しいスクーターを洗っていた若いカップルに教えてもらったのである。聞かないと分からなかったが、教えてもらったからできた(当たり前)。バイクが見違えるようにきれいになって、大きな達成感に包まれた。数日ぶりに晴れた空も青い。とっても親切だった若いカップルに大感謝だ(説明しつつ、洗ってくれそうな勢いだった)。彼らにもいいことがありますように。


師走の風切る洗いたてのバイク

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古川節子
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