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落葵 * チェンマイ俳句毎日

【チェンマイ俳句毎日】2024年10月25日 

昨日はイサーンの大きな街ウドンの少し街外れにあるカナディアン&タイスタイルのおしゃれカフェで休憩してから、ルーイ県へ。ある兼業農家さんを訪ねて、ジェオボン(パラーを炒めたペースト)やグンジョム(川エビの発酵食品)などのイサーンの郷土料理の作り方を教えてもらった。

農地には米だけでなく、多様な野菜が育っている。その日、夕食用に畑でささっと収穫したのは、トカドヘチマ、四角豆、長インゲン、毛の生えたナス、瓜、青いパパイヤ、ツルムラサキ、レモングラス、唐辛子、チャオム、マックリンマーイなどなど...。

池には養殖の魚もいるし、田んぼには蟹や小魚、食用蛙もいる。なんとも豊か。イサーンは広く、貧しいというイメージひとつでまとめられない。もち米を温め直している間、田んぼの上に広がる圧巻の夕焼け空をしばし眺めた。

今回、イサーンで出会った人たちは皆働き者で、一時も手を休めない。それでいて、終始にこにこと機嫌がいい。一緒にいて気分が良かった。こんな風になりたいと憧れる。食を通して暮らし方、在り方を振り返る旅になった。

夕間暮れ落葵の花のつぶ

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