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コロン * チェンマイ俳句毎日

【チェンマイ俳句毎日】2024年5月26日

参道や甘きコロンとすれ違ふ


近所にある山の上の寺までの参道を、時々、運動がてらに登っている。車で上る人の方が断然多く、普段は混んでいないが、仏教の日と重なると、参道を歩いてお詣りに行く人たちと一緒になる。外国人観光客の後になった時は、参道にコロンの香りが残っていたりする。

お隣ミャンマーから出稼ぎに来ているタイヤイ(シャン族)の人たちは、敬虔な仏教徒が多くて、このお寺にもたくさんお詣りに来ているが、上から降りてきたタイヤイの民族衣装を来た若い女の子達とすれ違ったときに、とっても爽やかに挨拶をしてくれて、その可愛らしさに疲れがとれるようだった。

ある時は、若い女の子がひとりで座り込んでいたことがあり、もうすぐだよ、がんばってと励まして一緒に歩いたことがある。私よりうんと年下なのに、運動が苦手な若者もいるようだ。彼女ははるばるお隣ランプーン県から来たそうで、励ましてもらったお礼にランプーン特産のラムヤイ(龍眼)を送りますというので、丁寧に断った。

✍️コロン 夏

コボリという友人についてのエッセイをアップしました。少し長いですが、お時間がある時に読んでいただけたらうれしいです。よろしくお願いします😊

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古川節子
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