デザイナーとしてうまく伝えるためにやっておくべきこと
こんにちは!デザイナーのfurukawaです。
デザインを行なっていると、作業に集中してしまい、 プレゼン時の説明が疎かになってしまうこともあるかと思います。
デザインとコンセプトの相関性はバッチリだけど、どのように説明すれば、内容を理解してもらい、あわよくばデザイナーが オススメするデザイン案を通せるかを日々考えていたところ、 とあるウェビナーに参加し、これはデザイナーにも落とし込める!と感じた内容だったので、
までをまとめていきたいと思います!
1.目的を明確にする
どんな案件にも目的(ゴール)があります。
ここがブレてしまうと、何を目的に進めているのかが
曖昧になってしまいます。
常に目的を意識し、脇道に逸れないことが
何に対しても重要なことになります。
2. 数字的根拠を準備しておく
抽象的になりがちな『デザイン』に対して、数字というFact(事実)を入れた途端、説得する力が格段に上がります。
『これが一番ベストです!(デザイン経験があるんだから、見た目重視でしょ)』という主観ではなく、
客観的な『事実』を突きつけられるので、聞き入れる側も事実は曲げられないので、ノックアウトすることも可能です。
Googleアナリティクスで出せる数字をまとめておき、根拠の一つとしてまとめておくことも重要です。
また、Factを元に制作することで、作業者側も迷うことなく自信を持って制作に取り組めるので、結果デザインクオリティも上げることにつながります。
3.コンセプトやデザインによって起こる効果を提示する
とはいえ、数字的根拠ではデザインの細部を伝えるには限界があると思います。
デザインコンセプトに説得力をも持たせるために、
デザインの元になるアイデアを活用します。
作成したデザインのコンセプトと、元にしたアイデアがリンクすると、
制作したデザインに厚みを出すことができ、アイデアから得られる効果を
反映することができます。
4.相手との理解を同じにする
目的と数字的根拠、コンセプトを準備できたら、
内容を理解してもらうための準備です。
プレゼン時に限らず、よくやってしまう話し方として、
『知っている』前提で話してしまうパターンです。
報告している側は毎日関わっていたり、さまざまな調査を行なっているので
理解度が高い状態にあります。
一方で、聞く側は突然話されている状態です。
情報を理解している状態で話すのと、突然話を聞くとでは
相手の理解度が大きく変わります。
膨大な量の情報をそのまま共有するのではなく、
ポイントとなる情報を資料に入れておく。
もしくは、事前に資料を送っておくなどするだけで
聞く側の脳も情報についていくことができます。
また、情報を一気に説明するのではなく、
『ここまで大丈夫でしょうか?』の一言を入れるだけでも
そこまでの情報を一度整理できるので、
一度に話すよりも早く終えることもできるでしょう。
5. 絵や図を積極的に使う
文字でのプレゼン資料も効果的ですが、イメージできる絵や図など使用することで、説明自体を簡潔化でき、理解度を高める効果があります。
グラフなどは良い例で、『A、B、Cを比べた時に、AがBの2倍の売上があり、CはBの1/3の売上でした。』と説明する場合、
聞く側の脳が、
3つの関係の構図を理解するのに少し時間がかかります。
この説明を図で表すと、一目でこの3つの関係がわかるので、
同じ時間で、早く理解ができることに加え、別の関連情報にも耳を傾けることができます。
制作側の手間は発生しますが、限られたプレゼン時間を有効に使うためには
必要な作業となります。
6. 次のアクションを決めておく
多くの案件はプレゼンを行なって終わりではありません。
あくまで案件を行うためのスタートラインであり、ここから始まります。
発表した内容に対して、次は何を行うのかを提示することで
一回きりの関係・案件にならない
自身のタスクも明確になる
次回、相手と同じ理解度にするための準備
上記の効果を得られることができます。
やったら終わりにしないことが次に繋げるために
重要なこととなるので、必ず行うようにしましょう。
まとめ
ここでは相手に理解してもらうためのポイントをまとめています。
プレゼンを成功させるためには、話し方であったり、タイミングだったりと
多くのポイントがあると思います。
プレゼン上手な人は本番前に300回練習する、会社の人に相手役になってもらうなど、たゆまぬ努力をしている話も聞きます。
これから行おうとしていて不安に感じている方に対して
ほんの少しのアドバイスになればと思います!
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