伝え方

  1. (自分は)こうしてくれると分かりやすいから○○して欲しい

  2. (普通は・一般的には)こうするものだから〇〇して欲しい

  3. なんで○○しないの?

  4. いいから〇〇して

仕事の中で、相手のあるミーティング・会議の前には多少なりとも準備します。
時間を決めて話をする以上、少しでもお互いに有益にしたいためです。
お客様と何かを決める、プロジェクトメンバーとタスク優先順位を決める、気の知れた仲間との気楽な近況共有、いろいろありますが、少なくとも相手の顔を思い浮かべて、こんなことあったな、前言っていたあの件どうなったっけ?、のように考えます。
(だから初対面の場合は準備・予測できず、緊張するのだろうと思っています)

ある若手メンバーに社内の小さなタスクをプロジェクト風に体験してもらおう、という活動をしています。ほぼ締め切りも無い、ミニトレーニング的な感じです。

基本的には彼に任せていますが、毎週状況確認のミーティングはするようにお願いしています。
スケジュールは入れてくれますが、何について話すのか事前共有が無く、最初の数分は毎回沈黙です。
こちらは「今日は先週詰まっていた仕様の話だろうな」ぐらいには想像して臨んでいるので「今日は仕様の確認ですか?」みたいに始めていました。

3か月ぐらい経過しても変わらず、これだと主目標のプロジェクト進行体験にならないので、せめてミーティング前に”今日何を話すのか”ぐらいを考えてきて欲しい、と伝えたい場面で冒頭に挙げた言い方メニューです。

自分は1かなと思っています。なんとなく”みんなそうしているからやろうよ”的な言い方は今は嫌われるような印象です。”みんな”って誰ですか?みたいな、それも子どもの屁理屈っぽいけど、まあ言い返せないようにも思います。返すとしても子どもの屁理屈合戦になるようなアホクサイ展開を想像してしまいます。

それよりは、”少なくとも一緒に活動しているあなたの目の前にいる人間がそうして欲しいと思っている”のほうが分かりやすいのかなと考えたりしていました。

彼と私は20代とアラフィフ、と世代も違うので言い方に気を付けるように意識しています。

なお、自分が言われる側の場合、冒頭の言い方メニューどれで言われても同じように感じるように思います。
言う側の気持ちや理由を考えたら言葉通りではないことは多々あります。”みんな”って誰ですか?っていうのも、まあ言葉尻をとらえた無意味な反論だろうとも受け取れます。
当然相手との関係性がどうあるか、が一番大きな要素でありますが。

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