福祉業界で不動産エージェントの仕事が活かせる？！やってみたいと思う事業構想。

2024年9月7日 15:12

1章：福祉業界に携わって感じたこと

元々、副業時代は、コーチ・コンサルの仕事をメインに個人事業をしてきた私ですが、集客手段として用いていたX（Twitter）のアルゴリズム変更などで効率が悪くなり、他の仕事も探していました。

「コーチングスキルを活かして、人に直接関わる仕事がしたい！」そう思った私が選んだのは、障害者就労支援員。

福祉施設で、障害がお持ちの方の生活習慣や資格取得、就職活動などをサポートする仕事です。

初めての福祉業界で障害者の就労支援に関わる中で、彼らの能力を引き出し、自立を促す支援が非常に重要であると感じました。

障害者の数は、年々増え続けており、仕事のサポートだけではなく、住環境の改善も自立の一歩として重要です。

例えば、身体障害者の方なら、バリアフリー住居。
精神障害者や知的障害者なら、安全な周辺環境、覚えやすい道、管理人が理解のあるマンションなどです。

こうした支援を提供する中で、福祉業界で関わった人や知った世界、不動産エージェントとしての知識経験を結びつけたら、やりがいのある事業になるのではないか、と考えるようになりました。

障害者が就労を通じて自立を目指すとき、住居探しが大きな壁となることがあります。

適切な住環境がなければ、日常生活が困難になり、自立は遠のいてしまいますし、物件を借りられないケースもあるそうです。

そうかと言って、一般の不動産屋さんに行けば、売上を上げるため、その方に最適な家ではなく、売れ残りや不動産屋が儲かる家を勧められる可能性もあります。

私は、不動産エージェントとして、障害者の方が安心して暮らせる住居を見つけるサポートをしたいと考えました。

福祉支援と住環境の整備が一体となることで、障害者の自立をよりスムーズに進められると信じています！

障害者の住まい探しでは、バリアフリーや公共交通機関の利便性など、生活を支えるインフラが不可欠です。

不動産エージェントとして、これらの要素を最優先に考慮し、彼らの生活の質を向上させる住居提案を行いたいと思います。

そのために役立つ資格や知識は無いだろうか？
そう思って探した時、「福祉住環境コーディネーター」という資格を見つけました。

障害者や介護が必要なご老人のための住まいの設備や環境を提案できる資格で、建築士の方などが持っているそうです。

住環境が整えば、生活のしやすさはもちろん、就労意欲の向上や社会参加の意欲も高まるはず！

これにより、障害者がより快適で自立した生活を送れるようサポートすることができるのではないかと思っています。

昨今、空き物件が増加している中、それをグループホームに転用する可能性があることも知りました。

地域の空き物件を有効活用し、障害者が住みやすいコミュニティを提供することで、福祉と不動産の融合を図ることができると考えています。

特に、バリアフリー対応のリフォームや、周辺のインフラ整備を行うことで、障害者にとって安心して暮らせる環境を提供することが可能です。

福祉施設や行政とも連携しないといけないとのことで、ハードルは高いかもしれませんが、このような取り組みは、地域社会にも新たな価値を提供することができるので、挑戦する価値はあるのではないでしょうか。

福祉と不動産を結びつけた事業について、社会貢献度や、やりがいは非常にあるのではないかと思います。

一方で、障害者の方の賃貸物件の仲介だけでは、収益性が低く、事業としては難しい側面もあります。

これ１本に集中してしまうと、継続できる可能性が低いので、一般の物件売買や不動産以外の事業でも収益を得つつ、福祉業界で出会った方々のサポートもする。

そんな状態を実現できたらと考えています。

繰り返しますが、障害者の自立を支援するためには、就労だけでなく、適切な住環境が不可欠です。

障害者が安心して暮らせる住居の提供や、地域社会との連携を強化し、住居サポートの新しいモデルを確立していく。

そんな福祉と不動産の掛け合わせが実現できれば、障害者が自立しやすい社会の実現に一歩近づけると確信しています。

最後まで、お読み頂き、ありがとうございます。

まだまだ、思いつきの段階ではありますが、「人に喜んでもらえる仕事をする」こと。これは、いつでも私のベースにあるものですので、お金や世間体よりも大事にしていきたいと思っています。

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