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家選びは、家族と作る人生設計
家は、単なる「住む場所」ではなく、人生設計の場。
これは、宅建士や住宅関連の勉強をして、不動産エージェントの仕事を始めてから気付いたことです。
家は、人生の大半を過ごす場所であり、ご家族がいる方にとっては、一緒に人生を生きていく空間。
だからこそ、家選びは、長期的な目線で、将来の生き方まで考えて、慎重に計画してほしい。
そうすれば、後から後悔する人が減るし、きっと、幸せな毎日を送れる人が増えるから。
そんなことを考えながら、過去の自分が後悔した経験を元に、「家選びの基本」をテーマにした Kindle本(電子書籍)を書いてみたのですが、想いの部分を少しだけ、noteに書きたくなってしまいましたので、お付き合い下さい。
家を選ぶ時の基準は、何ですか?
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引越しで別の賃貸物件を探す。
マイホームを購入する。
ライフイベントに合わせて住み替える。
こんな時に、家をどのように選んでいますか?
多くの人は、①間取り、②立地、③家賃や価格。
この3つをネット等で調べて、決めると思います。
「部屋が多いし、広いから、いいね!」
「駅チカだし、スーパーもあるし、便利だから、ここにしよう!」
「家賃(または住宅ローンの返済額)は月10万までだから問題ない」
こんな感じだと思いますが、実は、もっと深く考えるべきことがあるのです。
それは、ライフステージに合わせた長期目線で見た生活スタイルに合うのか?!
そして、そこから逆算した、家の条件です。
つまり、こんな生活を送りたいから、この間取りで、この場所で、この価格だという考え方ですね。
余談ですが、SNSでよく見る副業勢も同じところで間違っています。
不労所得になるらしいから、ブログ。
稼げそうだから、コーチ・コンサル。
簡単そうだから、転売。
そうではなく、どんな人生を送りたくて、なぜ、その手段を選ぶのか?
このような、コーチングでよくやる目標設定からの逆算思考が、家選びでも大事なんです。
一度しかない人生を、どう生きたいか?を考えると、間違いのない家選びができるかも
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人生は一度しかありません。
一生、やりたくもない仕事を続けながら定年を迎えても、満足でしょうか?
妥協した家で、我慢して暮らすのが幸せでしょうか?
夢がないとか、やりたいことがないという方もよくいるのですが、そんな人に「今の人生は、100%満足ですか?」と聞くと、そうではないと答えます。
彼らは、不満があるけど、頑張って変えたいほど、叶えたいものが見つかっていない状態なのです。
でも、それって、もったいないですよね。
人生は一度きり。
どんな人生を送れたら幸せなのか?
それには、何が必要なのか?
ここが明確になると、その人生を送るために必要な「家の条件」が分かってきます。
表面上の間取りや立地や家賃ではなく、理想の人生を送るために必要な条件は何なのか?
一度、ここに目を向けて見ると、今の家より、もっと良い家、後から後悔しない家が見つかる可能性が高まります。
「家族が幸せになれる家選び」に必要な3つのこと
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では、「家族が幸せになれる家選び」に必要なものって、何だと思いますか?
私は、以下の3つだと思います。
①人生のシミュレーション
前述した通り、どんな人生を送りたいのか?何年後に、どうなっているのか?という状態を考えることです。
FPの方に相談すると考えてくれるライフイベント表を活用すると、想像しやすくなります。
②思い描く人生に必要な家の具体化
①で考えた人生を送るためには、どんな家が必要なのか?
これを映像化できるまで具体的に考え、それを実現できるハウスメーカーや不動産屋を探すことです。
具体的なものが作れないと、夢は叶わないと言われていますので、ここは最も重要かもしれません。
③資金計画と基礎知識
どんな家を建てたいかが決まったら、必要な資金計画と家に関する基礎知識の習得です。
資金については、足りないなら、どうやって作るのか(転職、副業、資産運用など)を考えなくてはいけません。
基礎知識についても、住宅ローンを組んだり、ハウスメーカーや不動産屋とやり取りする場合に、ある程度、話が分かるようにしておいた方が、主導権を握れて、間違った判断もしにくいです。
実は、私も当時、この基礎知識が無かったので、割高な住宅ローンを組んでしまったり、雰囲気だけで賃貸物件の契約をしてしまったことがありました。
後から気付いても、簡単に変更できないのが、住宅関連の契約ですので、最善の選択ができるようにした方が、後悔することは少ないです。
これら3つについては、家を選ぶ時に、しっかり計画しておく必要がありますね!
最初にお話したKindle本では、これら3つを含む「家族が幸せになる家選びの基本」を詳しく解説しています。
初心者向けの内容ではありますが、「こんな考え方をすればいいんだ!」というところだけでも知って頂ければ、過去の私のような失敗をしないで済むと思います。
そんな私の想いが詰まった40000文字を超える著書。
30分前後で読めると思いますので、参考にして下さい。
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※Kindle Unlimited会員は、無料です。