変わる景色に、の話。
好きな言葉があります。
なお、これは私の解釈ですが、この言葉は「論理」<「想像力」という優劣を意味してはいないと考えています。
論理は、階段を一つ一つ登っていくような、現実や目の前にあることを確実に一つ一つ積み重ねたうえで目的地まで運ぶ力があります。その一方で、考えても居ないところに突然飛んでいくようなことはしません。あくまで筋道を辿って目的地に行くだけです。それが論理というものだからです。
他方、想像力は、現実だったり目の前のことを無視して、好きな場所、望む世界へ飛行することができます。無限の世界が広がり、現実に出来るか出来ないかを超越しています。その反面、行動を伴わないものなら妄想の域を脱することはせず、せいぜい頭の中で楽しい気持ちになって終わりです。
このように、論理も想像力も、どちらにもそのまま運用するだけでは良い面も良くない面もあり、それ自体どちらがどれだけ優れているかということではないと私は思うのです。
何かを判断するときや、少し迷って立ち止まってしまうとき、いつも私は「バランス」を考えています。
まるで車の両輪が如く、たとえば「論理(現実性、妥当性、守り、リスク)」と「想像力(理想論、夢や希望、攻め、ワクワク感)」のその両者の間で自分としては均衡を保っているのです。
さて。
本題のような、後書きのような。
まだ詳しくは書けませんが、会社内で少し動きがありまして、近いうちに働き方がちょっと変わるかなということを知らされました。
うーん。そうかぁ。サラリーマンなので覚悟はしていたけれども・・という感じです。
これによって、恐らく私の一日の時間の使い方も変わって、この note を更新する作業にも影響が出てくるかなと思います。そして同時に、家族との過ごし方も少し変わってくるような予感です。
そうなったときに、自分はどう立ち振る舞うか。
私はズルい人間なので、結局、上にも書きましたけど、2つの相反する価値観の中で揺れ動いて、その中から行動を選択するのでしょう。
会社、辞める?
辞めてどうする?転職する?住宅ローンは?家族の生活は?
じゃあ会社に残る?
残ってどうする?こんな仕事がやりたくてこの会社に入ったんだっけ?
いえ、もしかしたら「転職か/残留か」という2つの選択肢なんてシンプルな話ではないのかもしれません。価値観も2つというわけではないかもしれない。そこから導き出される行動の選択肢も2つとは限らない。まぁ考え出すとキリは無いんですよね。
なので一回、考えるのをもうやめて、流れに身を任せてみる。一旦。
そうなったらそうなったで、そのとき考えます。
大丈夫。今のところ、間違った選択はしていないし、もし間違った選択だったとしても今は一応幸せなんで、きっとこれも最終的には正解なんだと思います。この先どんな選択肢をとっても、たぶん正解。
そのうえで、この景色が変わるとき、果たして自分はどうするのかな。そのとき、何を目印に動くだろうか。某名曲の歌詞ではないですけど。
そんなことを考えながら、変化までの残り少ない日々をいつものように変わらずに過ごしていきます。いつもより短いですがそんなところで。おわり。