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「隣の芝生」を逆手に取るの話。

近々、あまり望んでいない変化があります。
仕事面で。

会社の方針なので仕方なくそれに従うしかないのですが、そのことを考えると実に憂鬱で「あぁ嫌だなぁ、転職したいなぁ」なんて思ってしまいます。

もっとも、本気で転職を考えているわけではないです。最近は仕事への意欲が地に落ちているものの、住宅ローン返済するまでは何とか会社にしがみついて働くつもりではいます。

そうすると、仕事そのものにモチベーションを見出せないのであれば、何か他の手段で労働に足を踏み出す一歩を見つけ出さねばならないところです。

今考えているのは「羨ましさ」を利用することです。

現在の自分の境遇を、自分自身で羨ましく感じるようにしてみるのです。

もちろん、自分は一人しか居ないので、もう一人の自分を擬似的に作り出して「良いなぁ、恵まれてるじゃん」と羨むようにするのです。

そうしてもう一人の自分に「あっ、そう?そんなに良いならもうちょっと頑張ってみようかな」と思わせるものです。

一見どうかしているように思えるかもしれませんが、具体的にはこんな構図です。

・自分Aと自分Bに分ける。
・自分Aは、如何に自身の勤務先や職務内容、労働環境に不満があるかを述べる。
・自分Bは、本当はAのようになりたかったのになれなかった。
・自分Bは、 Aの気付いていない環境の良い面を挙げる。
・自分Aは、それを聞いて案外自身の環境は悪くないものかもしれないなと思い直す。

ここでのポイントは、自分Aの気持ちをメインに置くことです。そうすることで、最終的に自分は羨まれる立場になるので、満更でもない気持ちになれるのです。

他の人はどうか分かりませんが少なくとも私は浅ましい人間ですので、誰か他人から「良いなぁ」と言われれば悪い気はしません。外見では「いやぁ、そんなことないよ!」と言いながらも内心は「そうか、自分は良い環境に居るのだな」と思って自尊心が満たされます。

個人的には最近、自分→他人の羨望はそんなに多くないですが、他人→自分の羨望はナンボあっても嬉しい。どうです?浅ましいでしょう。

ですからそんな卑しい感情を利用するのです。隣の芝生の青さを、自分自身で気付かせるとでも言いましょうか。他人にそれを求めるのはあまりに酷いですから、もう一人の自分の分身を作ってそれをやるわけです。

題して「隣の芝生の青さを羨む気持ちを逆手にとって己の境遇の良さを再発見」作戦です。(そのまんまですが)

とにかく、やる気も何にも出ない今のこの状況を少しでも改善させるべく何とかやってみる次第です。おわり。

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