見出し画像

COVIDの恩赦はない


パンデミック「恩赦」シリーズの3回目です
短い文章なので要約はありません

2022.11.3 投稿者: Martin Armstrong

Armstrong Economics

The Atlanticは、パンデミック恩赦の宣言についての記事を載せた。エミリー・オスターは、「私たちはCOVIDについて無知だったときの言動を互いに許す必要がある」と書いている。

私は、COVID狂信者が世界に行ったことと、経済に与えた永久的なダメージを許さない。これは単なる誤解ではなく、経済を潰し、すべての権力を政府に委ねようとする意図的な企てだった。

これは右翼にも左翼にも言えることだが、右翼は自分たちのやっていることが間違っていることをようやく理解したのである。トランプはOperation Warpspeed(ワープスピード作戦)を実施し、適切にテストされていないワクチンを大量に配布することで、私たちを失望させた。大手製薬会社は、ワクチンが将来的に問題を引き起こす可能性があることを知っていたので、完全な免責を与えられた。アメリカは、COVIDロックダウンが大量解雇、供給不足を引き起こし、かつて私たちが知っていたような生活を単に停止させる前は、強い経済を持っていたのだ。

他の国ではもっと厳しい規制があり、多くの人が専制政治を避けるために自国を離れる必要を感じていた。私は、社会に参加するためと言って、大衆の意思に反してワクチンの摂取を強要した政治家を許さない。「COVIDは未接種者によるパンデミック」であると大衆に信じさせた政治家たちによって、ワクチン未接種者は悪者にされたが、それは明らかな嘘であった。同じ政治家たちが、根拠がないことを知りながら、頻繁に自分たちのルールを破っていた。

私は、誤った議題を推進し、気まぐれに定義やルールを変更した保健機関を許さない。マスクが効かないことを知っていながら、ただ外を歩くために顔を覆うことを強要したり、ヒステリーを煽り、「科学」に疑問を呈する者を追放したメディアも許さない。世界中に広がった恐怖は杞憂に終わった。

2020年に何が起こったのかを明らかにする裁判が必要だ。ウイルスの起源は謎のままだが、自然に発生したものではないことは広く認められている。子供たちは学業に遅れをとり、中小企業は永遠に閉鎖され、数え切れないほどの人々が生活の糧を失い、精神衛生上の問題が顕在化した。

ある国では、人々は囚人のように検疫所に強制収容され、またある国では人々をQRコードに縮小し、移動の自由を制限した。人々は死んだ。

現在の(明らかになった)知識にもかかわらず、政府はCOVIDの下で与えられた緊急権力を手放すことを拒否している。この狂気が続いているときに、どうして許しを請うことができるだろうか?
(了)


Armstrong Economicsは、グローバルな経済・政治環境における基本的な傾向について、一般市民や組織を教育することを目的とした独自の視点を提供しています。私たちの使命は、広範な貨幣データベースと高度な独自モデル(ECM)を用いて、タイミング、価格、危機における歴史的な循環パターンと市場行動を研究し、将来の潜在的な傾向をよりよく理解し識別することです。

https://www.armstrongeconomics.com/about/


考察


アームストロング氏は、前回のタッカー氏と同じく、政府、医療機関、マスコミの犯した罪を強く糾弾しています。ただし「間違った判断をしてしまった国民」についての記述は、タッカー氏と同様にありません。ですから、あえて紹介する必要性は少なかったのですが、別の観点から考察をしてみたかったので、取り上げることにしました。

今回の記事の中で、私が以前から不思議に感じていたことの記述があったからです。

それは、トランプがワクチン開発をワープスピード作戦で加速させ、自分が大統領在職中の2020年12月に承認し、接種を開始していたことです。これにより、mRNAワクチンによる薬害には、(接種の強制こそしていませんが)トランプ自身にも責任問題が生じます。なぜトランプは、欠陥ワクチンの開発をさせたのでしょうか。その理由について、いくつかの仮説を立てて見ました。


仮説1 トランプは騙されていた

バイデン政権になってからも、トランプはラリーでの演説で「ワクチンのスピード開発は私の手柄である」と発言し、珍しく聴衆からブーイングを浴びせられたことがありました。その後、現在までにトランプ自身の「ワクチンは失敗だった」などの発言は報道されていません。

また、娘のイヴァンカは、ワクチン接種について肯定と否定の両方のコメントをSNSに載せるなど矛盾した行動をとっています。

トランプだって間違いを犯すことはあるでしょうから、完璧を求めるのは酷かもしれません。しかし、コロナの発生起源とされる武漢生物研究所、ワクチンを開発するビッグファーマ、それを承認するFDA、CDCが、ファウチやダザックと深く関係していることを彼が知らなかったはずがありません。

完成スピードを求めるために、放火魔に消火を任せるような矛盾をなぜしたのでしょうか?


仮説2 トランプは欠陥を承知で承認した

あえて犯罪を犯させて証拠を抑え、言い訳できない状態にしてからお縄にする。これは選挙不正も、大統領承認も、デボリューション作戦としては一貫した方針です。

ロシア側による、ウクライナ生物研究所にクリントンやビッグファーマが深く関わっていた暴露との合わせ技で、彼らの犯した悪事をより広範囲に断罪する作戦だったのでしょうか?

プーチンはオリガルヒのような西側DSと結びついた勢力を、けっこうエグイ手段で粛清してきましたし、ウクライナ戦争ではネオナチとは無関係な大勢のウクライナ兵士を大砲の餌にして戦死させています。トランプも同じ考え方で、大義の前での犠牲はやむを得ないと判断したのかもしれません。

ただしその場合、トランプ自身も薬害の責任を負わされてしまう可能性があり、今後起こされるであろう薬害訴訟で苦しい立場になることを覚悟しなければなりません。

もしかしてワクチン薬害に対する特効薬とも呼べる隠し球があるのでしょうか?
(ちなみに、私はメドベッドの存在については懐疑派です)


仮説3 トランプもDSの一員

これはいわゆる、「世界はプロレス」理論で、トランプもWEFが進める「人口削減計画」や「人類管理計画」の片棒を担いでいるのではないかという仮説です。トランプの過去の発言や行動のすべてがお芝居で、彼はヒールであるDSを退治するベビーフェイスを演じている、同じ興行主に雇われたレスラーであるという(お馴染みな)考え方です。

プロレス理論を語ると、政治・経済・軍事・医療・教育・宗教…まで話が広がり過ぎてしまいますので、ここではやめておきますが、結論だけを言えば「救世主であるトランプが認めるワクチンだから安心しなさい」ということです。そうなると、バイデン、ジョンソン、フォン・デア・ライエン、シュワブはもとより、プーチンも習近平も(もしかするとモディもボルソナロも)同じ団体のレスラーでないと、話は成り立ちません。

そこまで大がかりな興行を打ってまで、接種を進める必要性はどこにありますか? 全員がグルなら、他にもっとバレにくいシナリオを作れるはずです。


仮説4 実はワクチンは安全

ワクチンの危険性に警鐘を鳴らしている専門家や議員などが大馬鹿者で、ワクチンは安全で効果のあるものであるという、政府やMSNが伝えることが正しかったという仮説です。

これこそ、もっとも論破が可能な仮説で、ファイザーの内部文書、各国の超過死亡増加、SNSの極端な情報統制、製薬会社との契約内容の非公開、相次ぐ反ワクチン指導者の不審死など、直接間接を問わず証拠が出そろっています。

私は、これだけは絶対ないと考えます



今のところ考えられる4つの仮説のすべてが、不合理な結末を迎えます。私が見つけられていない、すっきりした説明があるのかもしれません。(ないかもしれません)

この疑問を明らかにするにするための、mRNAワクチン開発に関する、新たなデクラス(情報開示)が待たれます。