映画 | AIR/エア
おはようございます。
アマプラで「AIR/エア」が配信開始と知りまして、早速観ました。ベン・アフレックさんとマット・デイモンさんコンビとくれば間違いなく面白いはず…。実際、激熱な作品でした。
NIKEがアディダス、コンバースに遠く及ばす「NIKEはダサい」って言われていたなんて、知らなかった。
「業績が低迷している、立て直せ」
CEOフィル・ナイトからの無茶ぶり、ソニー・ヴァッカロはこの命令を受けたときどんな気持ちだったのか。
マイケル・ジョーダンはアディダス、コンバースのファンで作中「NIKE?25万ドルプラス車をもらったとしてもいかない」とまで言われていて、もうこれ無理でしょうという要素しかありません。しかも当時NIKEは経営難に陥っており、有望な選手をスカウトしたくても”金”がない。
オファーしたい有望選手、上位者たちとの契約は望めず指名順位が3~10位数名にやっと交渉できるくらいの予算しかない。どうすればよいのか必死に模索していくなか、ソニーが出会った最高の選手がマイケル・ジョーダン。そして思いついた策は数名分で予算化されている契約金を全てマイケルへつぎ込み、契約を取りつけてマイケルの名を冠する彼だけのためのシューズを作る。ただのシューズを"特別なシューズ"に。
契約したい選手は他社のファンで”いかない”って言っているし、NIKE内でも”正気か?!狂ってる!!”と言わしめる無謀な賭け。この逆転劇はハラハラドキドキで痛快だし、感動しました。
*
”正気か?!狂ってる!!”
伝搬しちゃうところがもうたまんない。
“だめか…”
”やろう、反体制みたいで格好いいじゃん”
“ぅおう?!(あまりの格好良さにゾクゾク)”
“ごめん無理だった”
”え、やろう“
“えぇっ?!”
って、やりとりはサイコー!
気持ちイイ!!