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見事なトリニティ!

こんばんは。
今日は仕事だったのですが少し早めに終わったので帰宅して夕食後、映画を観ていました。

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました(原題:Chef)」

面白いっ、ハッピーな気持ちになります!映像、音楽(音)、登場人物たちのやりとりが見事なトリニティで心地いい作品でした~。

わたしの好きポイントを綴ってみたいと思います。

わたしのスキ①、「映像」

調理しているシーンは圧巻、メチャクチャおいしそ~。カールを演じるジョン・ファブローさん(製作・監督・脚本・主演の4役っ)の調理さばきは見事、料理に対する姿勢が真摯で愛情いっぱいです。調理しているシーンだけでも垂涎もので、最初から料理として仕上がるまでの間を丁寧に映像へ納めていて、うっとりしちゃいます。

わたしのスキ②、「音楽(音)」

調理している間、シーンに合わせて色んな音楽が流れています。音楽とあと、調理している際の音も含まれていて、これがまた、いいっ。気持ちというか感情に訴えかけてくるし、調理している音がまた、悲しかったり、寂しかったり、うれしい・楽しい・しあわせっ!などなど、盛り上げてくれるのがもう、堪りません…。

わたしのスキ③、「登場人物たちのやりとり」

物語の序盤はカールが落ち込んだり、自信を失いかけたり、迷走したりするとスカーレット・ヨハンソンさん演じる元恋人モリー(美人っ!)が優しく「あなたは最高のシェフ」と励ましてくれたり、別れたソフィア・ベルガラさん演じる元奥様イネス(美人っ!)がカールの苦境をみて色々とこっそり何かと手助けしてくれたり、何をしたいかを見失ったカールに何が好きだったのか、初心にかえるきっかけをそっと作ったり。

元弟子だったマーティンがお店でせっかくスーシェフに昇格したのに、カールがキューバサンドウィッチの移動販売をすると聞くやいなや、即店を辞めて合流。とにかく明るいっ!常に前向きだし、献身的にサポートしているのですけど、軽い感じでちっとも重たくないのです。思いやりがあるというか、信頼関係が凄い。

あと、息子さんとは物語冒頭、仕事仕事でいまいち関係がちぐはぐな感じだったのが一緒に移動販売を続けていく中で距離感が縮まり、とってもいい親子関係になっていくところがまた、心地よいのです。元奥様がこのきっかけを作ったのがまた、すっごいなぁっと。

登場人物たちで嫌な人、まったくいません。それぞれの事情とか考え方の相違はあることが描かれています。対立していたひとと、理解しあって一緒に新しいことを始めたり、なんていうところなど安心して観れるかと(なんでPG12なのかなぁ)。


ジョン・ファブロー監督、「すっごい」。しあわせ溢れる作品でとっても素敵なひとときとなりました。

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