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春宵十話

こんばんは。

今日はゆったりと過ごしていて午前中は読書、昼食の後は少しお昼寝してその後、マッサージ、散髪、夕食をいただいてからまた読書、という一日でした。

「春宵十話(岡潔著)」という本を読んでいました。岡潔さんという数学者の方が話した内容を毎日新聞社の方が文にまとめてつづったものなのだそうです。

実直な方だったのか、はっきりと考えを述べられていて、ハラハラしてしまうようなところなどもありますが「情緒」を大切にされていることが、天才数学者として著名な方なのに意外でした。

計算の速さだったり、頭の回転が速くないとー、と書かれているところなどは首肯し難いけど、変にコンプレックスを持つ必要はなくて自身のルーツや文化に自信をとか、西欧が正しくて日本文化は下だと卑屈になったり、少数派だから周りに合わせることなど必要ない。とか、自身が好きだったらそれでいい、とされているところなどは、好き。

色んな言葉や考え方などが書かれていたり、紹介されていることがあり、理解できていないことや知らないこと。コツコツと調べて読んでみようかと思います。既に故人となっている方々との交流が書かれていて、同時代の方々からするとこんな人物だったのかと知れるところなど、興味深く読ませていただきました。

「好きになるー」私にもすごく大事な要素です。


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