読書 | いわゆる「サザン」について
今、いくつか読んでいる本は手強くて、ちょっと一息つける書籍が読んでみたいなと思っていたところに出会った一冊
小貫信昭著 いわゆる「サザン」について
わたしはもうずぅー…っとサザンオールスターズが好きで、コンサートはチケットを手に入れることができたら、あちらこちらの会場へ足を運び、あの何とも熱い、年甲斐もなくはしゃぐ大人たちの中にわたしも紛れ込ませてもらって、やや控えめではありますがはっちゃけ、楽しませていただいています。
往年のサザンファンは皆さん、ステージで熱いパフォーマンスを繰り広げるメンバー以上に!熱くて楽しい方々がたっくさんいて、その熱量を間近に体験できることも、大きな楽しみの一つ。
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サザンを好きになったきっかけは会社の同僚に熱いファンがいたことと、興味を持った際にたまたま手に入れることができた大きな、大きなコンサートを体験することができたこと。若かりし頃の桑田佳祐、サザンメンバーはもうサイコーの!パフォーマンスで魅せてくれて、そこから「大好き」になりました。
桑田佳祐がステージ狭しと!ずっと動き回る姿、たっくさんのファンに対する呼びかけ、メンバーもみ~んな桑田に負けず劣らず個性溢れるパフォーマンスで魅せてくれて、それらに応えるファンの人たち、コンサートに関わっている多くのスタッフとの、みんなの一体感が本当に素晴らしいのです。
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いわゆる「サザン」について
小貫信昭がサザン結成前から丹念に、年代と楽曲、それぞれと一緒に語られるメンバーの艱難辛苦や、当時の世相など解像度が高くて、わたしは音楽に関する知識がまるっきりないけれど、まるっきりなくとも何某かで情報を補完してくれていて、好きな楽曲と聞いていたそれぞれの年代に想いを馳せることができる、愛情がいっぱい詰まっていて、あっという間に読み終えちゃいました。
読み終わったあとは無性にサザンが聴きたくなる、サイコーの一冊。
熱い、桑田佳祐の熱い、ファンにいつも挑みかかるような、パフォーマンスといつまでのおふざけが過ぎる可愛らしい一面がとっても好きなんですが、実は桑田佳祐が
"ライブそのものが、苦手と言えば苦手であった"
が、衝撃!シャイな方だとは思っていたけど、あれだけのパフォーマンスで多くの人を魅了するひとが「苦手」ってー、ひとってわからんもんですねぇ。