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Netflixを成功に導いた「結果オンリー」なドライ&クール人事戦略
・ハイパフォーマーだけ集めた組織を作って権限を与える。
・社内調整や上司の承認のようなプロセス、ルールは極力省略。
・カネは出すが口は出さずにチャレンジ推奨。
・中途半端な結果しか出せないなら早めに切る。
引用元:Real Sound。文:飯田一史。
こうなった理由は、業績不振でリストラしたあと残った人間だけで仕事を進めたときに「あれ? 前よりスムーズに仕事ができるぞ」とヘイスティングスたちが気づいたことにある。
(1)期待した成果が得られなければ容赦なく打ち切る。
(2)それがスピード感のある経営と制作につながっている。
(3)従業員は「家族」ではなくスポーツのような「チーム」である。
要は、プロフェッショナルだけを集めたプロチームということです。
この傾向は、日本でも徐々に顕在化しつつあります。
例えば、プレジデントオンライン作成の全上場企業「平均年収ランキング(2020年版)」で1位に輝いたのは「M&Aキャピタルパートナーズ」です。
従業員数は98人。
平均年齢は31.2歳。
平均年収は3109万円。
しかし、平均勤続年数は3.2年と短い。
言うなれば、「3年契約のプロメンバー」による組織です。
これがスポーツのトップチームなら平均年収3億になるけど、息の長いビジネスマンならその10分の1という計算です。
プロスポーツの世界と同じで、間口は狭く超難関ですが、これからはこのような組織が勝ち残ってゆくということでしょう。
特にAIが代行できる分野が広くなればなるほど、この傾向が高くなり、「プロスポーツ選手とその裏方」、或いは「俳優とそれを支える裏方業務」というように二分化されてゆく可能性は大きいと言えます。
ちなみに、私の過去の記事の中で、面倒臭いので「これからはIT時代」と簡単にまとめましたが、SEもAI化されてゆくので、本当に生き残れるITエンジニアは少数になるかと思います。
多くは、底辺IT土方(年収400万円以下)として従事することになるかと思います。
基本的には、30歳過ぎるとリストラ要員とみなされます。
日本のような緩い世界でも、現時点で、既に、35歳を過ぎると新しい言語などについてゆけなくなっているのがIT業界の現状です。
最先端のIT業界でも、現役プロとリタイアプロ、セミプロ、アマチュアなどに選別されてしまう。
面白い世界なのか大変な世界なのか!
感性の違いによって人生が振り分けられてゆく。