冨原宮古根について
沖縄民謡に「冨原宮古根」という曲があります。これは「冨原盛勇」さんが歌い「座喜味ヤマー小」と呼ばれた久志の方の三線で録音されていた古い音源から各民謡の師匠が銘々「リメイク」されたもので、いずれも高度な技巧が用いられています。
ウタは「冨原盛勇さん」三線は「座喜味ヤマー小さん」をコピーしていった訳です。
原盤はと言うと至って「ヤンバルの遊び宮古根」であり、伊江島の「木ぷぞ」や「本ニャークニー」にも似た独特のリズムがあります。
元は「ヤンバルの遊び宮古根の歌名人と三線弾き名人による傑作」からバラエティ豊かな「高度な技巧を用いる難易度の高いテクニカル楽曲」に進化したものが「冨原宮古根」だったりする訳です。
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