現実は厳しいけれど、架空の日常は優しい。
ここ最近あれやこれやが重なって、だいぶゴリゴリとメンタルが削られている。正直辛い。仕事の忙しさや体調が今ひとつなこと、私生活の不安定さ、etc 色んなことが降り積もり『しんどい!』を連呼している。
お仕事してる時はお仕事スイッチ入ってるからずっと笑ってるし、『出来ない』なんて言わないし、常に一定のテンポでしんどいの我慢しながら働いている。そうやって何年も何年も働いてきたから、もうそれが癖みたいになってるんだと思う。誰も私がキツいなんて、多分思ってないだろうなぁ。自分で自分の首を絞めているのはよっく分かっているんだけど、もうこの辺は軌道修正が難しいくらいに体に染み付いている性分だったりする。そんなんだから家に帰ってスイッチオフになったらしんどくて何も出来ない。怠惰に時間が過ぎていくのに、身を任せるだけの生活だ。家族からは多分怠け者だって思われてるだろうし、実際に私の生活態度が元で喧嘩にもなっている。不毛過ぎる悪循環。魔のループから脱却したいけど、正直どうすりゃいいかも分からない。お母さんからは『あんたは思いやりがない。自分ばかりがキツいと思っている』って言われて、グーの音も出ない。だって全くその通りで、反論なんて出来ない。思いやりを持つゆとりさえないから …… どうすりゃいいのさ!って感じの迷走ぶりだ。
本当はね、本当はね、趣味に割くキャパなんてないのかもしれないって思ってる。理解してる。創作するパワーだって、結局は何かを削って割り当てている訳だから。でもね、でも、創作を辞めたら駄目になるのも経験値として分かっているからジレンマで、葛藤なんだーー!と叫んでみる。
昔からギリギリ限界ストレス値が振り切っている時ほど、創作が捗る性質だったりする。過去最高にメンタルがヤバい鬱よりの時も我を忘れるくらいに没頭して、創作してた。それくらいしか拠り所がなかったし、自分を保つことが出来なかったから ……
現実逃避だったとしても、問題が全く解決してなかったとしても、いっ時全てを忘れられることは、私にとって生きていくために必要なんだと痛感している。まぁ、それで体とメンタル壊しちゃったら本末転倒なんだけど。だからそうならないように、ギリギリのラインを見極めつつ綱渡りのような日常を送っている。そんなんだから仕事スイッチがオンになった時の乖離も激しい。別世界に降り立ったみたいな心境になったりする。やばい奴だ。その辺のコントロールも必要だなって思う今日この頃です。
絵を描きたい期、漫画を描きたい期、小説を書きたい期、色々と循環しながら私は創作世界に没頭してる。今は小説の世界に入り込んでいる。私は共感性に乏しい人間だから、キャラクターに感情移入はしないんだけど、感情移入しない分投影したり信仰したりする傾向がある。それこそ生きる指針だったり目標だったり、憧れだったり、ちょっと常軌を逸するくらいの愛を捧げてしまう。今もきっとそう。愛しいキャラクターを幸せにしたくて、ペンもとい携帯のボタンをタップしている。現実の私が幸せになれなくても、貴方は幸せになって!という重たい愛を込めて、物語を綴っている。なんてはた迷惑な愛だろう、と自分でも思う。でも、でも、それが私の拠り所なんです!生きる希望なんです!だから許してほしい。
ーー 今日も今日とて現実世界を忘れるためにペンを取り、架空のお話の中に生きています。現実世界の私と架空に生きる私がぴったりと合わさる日が来ますように、と願いを込めて。