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東京からグアテマラに辿り着くまで

【グアテマラ旅行記 vol.1】

2013年4月から5月にかけて、大学を休学中に、グアテマラとメキシコを女一人で旅しました。

日本人にはあまり馴染みのないこの二国。危ないイメージがあるけれど、どんな国なの?何があるの?たくさん伝えたい魅力があるので、旅行記を少しずつ書いていきます。

成田→ロサンゼルス→メキシコシティ→グアテマラシティ

2013年4月11日、夜の便で成田空港を発ち、LAX(ロサンゼルス国際空港)に到着しました。

成田から二つのトランジットを経て一日がかりの空路で、LAXでの待機時間はなんと10時間。どうしても安全な時間にグアテマラに着きたかったので、旅行会社に自分から提案したトランジットです(深夜や早朝に着いてしまうと、空港内で待つのすら怖いかも?と思ったので)。だから自業自得なのだけど、10時間をやり過ごすのはさすがに大変でした。

アメリカ西海岸のロサンゼルス。すでにラテンアメリカの匂いがする。なぜかというと、スペイン語が通じるのです。

預けた荷物をいったん受け取って再度預けるときに、「どこへ?」と聞かれて思わず「メヒコ(メキシコのスペイン語読み)」と答えたら、スペイン語で返されてしまいました(初心者だからそれ以上はわからない……)。

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LAXからは「アエロメヒコ(Aeromexico)」に乗ってメキシコシティへ。当時の気持ちを以下の記事にちょこっと書いています。

早朝にメキシコシティについたらまた6時間待って、あとはグアテマラシティまで1時間のフライト。なかなかの長旅!

※ちなみに成田からメキシコシティまでなら直行便もありますが、日本からグアテマラまでの直行便はありません。


グアテマラシティから古都アンティグアまでシャトルバスに乗る

グアテマラの首都はグアテマラシティ(Ciudad de Guatemala)です。空港が着くのもここ。でも、グアテマラシティは治安がとても悪くて強盗・殺人が非常に多い(!)みたいなので、完全にスルーしました(旅行客はこういう人が多いみたいです)。

そこでまず向かったのは、古都アンティグア(正式名称はアンティグア・グアテマラ/Antigua Guatemala)。「アンティグア」というのはスペイン語で「古い」という意味です。スペインの植民地だった時代の面影を残すコロニアルな街並みが素敵で、世界遺産にも登録されています。

グアテマラシティからアンティグアに行く一般的な方法は、シャトルバスを使うこと。私は手配してもらうのでなく、その場にいたバスに乗りました(ちょっと記憶が曖昧です。地球の歩き方を見たのですが現在手元になく…すみません)。

空港を出るとすぐ、シャトルバスの運転手が待機していました。アンティグアまでは10ドル(空港なのでUSAドルが使える)が相場なようだけど、待てど暮らせど私以外に客が来ない。すると運転手さんが、

「次のフライトが着くまであと1時間あるけど、今すぐ出発するなら30ドルだよ」

と。無茶苦茶だ!と思ったけど、あまりにも疲れていて承諾してしまった。グアテマラは「値切る」文化の国なので、せめて「20ドルにまけて」って言えばよかったなぁと後から思いました。

アンティグアの日本人宿に到着

アンティグアでは「ペンション田代」という日本人宿(日本人が経営している宿)に泊まりました。グアテマラは治安が悪いから、日本人宿に泊まるのがとってもおすすめです。特にスペイン語を喋れない人は、最初の情報収集のために日本人宿に泊まって、その国の空気感を掴むとよいです。

午後に到着してチェックインし、とりあえずアンティグアのメイン広場であるパルケ・セントラルまでぶらぶら歩く。

昼間のアンティグアの治安はそう悪くありません。グアテマラで一番の観光地なので外国人が多く、治安がいい街だと思います。女一人でも歩けるぐらい(夜はやめましょう)。

疲れすぎていたので、近くのスーパーで洗濯バサミとロープを買って宿に戻りました。宿の部屋は、風呂トイレ共用のシングルルームで一泊70ケツァル。約900円。なかなか快適でした。

ちなみに窓からの眺めはこんな感じ。

ようやくほっと一息。。


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