見出し画像

テレビ番組に見るお花のこと


駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。

この夏は7・8月のオリンピック・パラオリンピック、とても素晴らしい熱戦が繰り広げられ、笑顔と涙に感動を誘われました。

五輪のビクトリーブーケ

ところで、今回のオリンピックにはビクトリーブーケがなかったことをご存じでしょうか?

ビクトリーブーケとは、メダリストに表彰台でメダルと共に贈られる花束のことです。パリオリンピックでは、「環境保護の観点から(枯れるから)」渡されなかったそうです。オリンピックは国を挙げたお祭りでもあるので、渡される副賞はその国の特色などが話題となりますが、花屋としては、花の都パリなのに花束ないのか~…と、ちょっぴり残念でした。

2021年の東京オリンピックでは、復興の望みを込めて東北地方で生産された花(ヒマワリ・リンドウ・トルコキキョウ・ナルコランなど)が使用された素敵なブーケでした。しかし、生花は枯れてしまい、帰国する選手が持ち帰ることが出来ないので、持ち手には記念になるマスコットがつけられていました。夏の暑い時期の開催なので、大量のブーケの準備もさぞかし大変だったと思います。

バックのお花が気になる番組

他にも、テレビでお見掛けするお花が気になる番組が実はたくさんあります。皆さん何気なく見ていたり、あまり気にされないかもしれませんが、私がいつも気になる番組をご紹介します!

・サンデーモーニング(TBSテレビ)の司会者さんのバックの花
・言わずと知れた徹子の部屋(テレビ朝日)
・踊る!さんま御殿(日本テレビ)豪華なタレントさんのバックを彩る花
・あさイチ プレミアムトーク(NHK) ゲストの方のバックの花
・サタデーステーション(テレビ朝日) 司会者さんのバックの花
・ぐるナイ ゴチになります(日本テレビ)→色とりどりのスタンド、アーティフィシャルかも?

VTRが主に流れる系の番組にはあまり使われていませんが、ニュースなど報道番組や、生放送の番組では生花のアレンジが背景に使われていて、華やかさを演出されています。紅白など歌番組では、同じセットが使えない場合もお花が使われています。お花は、華やかさだけでなく、涼しさや儚さも表現されたりします。日本には四季があり、日本人はその四季に触れていて季節感に敏感なので、お花はそれが際立って表現しやすいのです。

テレビでお見掛けする他の花々

装飾としてのお花だけでなく、人を彩るものとしても使われます。賞の受賞、スポーツ選手の〇〇号ホームラン記念や引退セレモニー、入団会見のコサージュ、その作品や球団やチームの色を使った花束など、お花には表現することが出来ます。季節感や意味合い、どんなお花が使われているんだろう?と気にかけてみるのも楽しいと思います。

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


コンシェルジュのいる総合住宅展示場ふれあいホームタウン

ふれあいホームタウンは、コンシェルジュがいるから、気軽に立ち寄れる総合住宅展示場。
広島県福山市・尾道市・広島市に約30棟のモデルハウスが揃っています。
Webサイトでは、出展しているモデルハウスについてや、家づくりのQ&A、総合住宅展示場ならではのメリットなど役立つコンテンツが盛りだくさんです。
家づくりを考えている方も、そうでない方も、一度見てみてくださいね。