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秋の寄せ植え 素敵に作るコツ!


駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。

今年は本当に夏が長かったですね。だんだんと「四季」から春と秋がなくなって「二希」化しているというのもなんとなく実感できてしまいます。いつまでも暑くて、なかなか外での作業のガーデニングという気分にもなれなかったかもしれません。やっと涼しくなってきて、あっという間の短い秋、そしてイベントが多い冬へ向かって、少しでも気分を上げていく寄せ植えを作ってみましょう!

秋を演出する色

秋は実物の季節です。実がすでに生っている苗や草花系のお花の苗、またカラーリーフなど渋めの色合いを組み合わせるとお手軽にグッと秋らしくなります。紅葉を意識して、セピア色やパープルなど少し濃い色を入れると引き締まります。

グラス系の葉で高低差を

また、長いグラス系の葉ものを入れると高低差をつけることもでき、揺れる葉は涼しい風を感じさせます。グラス系の葉というは、英語で「grasses(草)」のことで、花や木ではなく、葉や穂を愛でる草のことを指しますが、はっきりとした園芸分類上の定義というものはありません。シュっと伸びた葉の植物を総称します。秋の寄せ植えの場合は、はっきりしたメイン花材がなくても、このような線の細い草や小さな花をミックスして入れ、色も落ち着いた同系ものを使うとまとまりやすいです。

寄せ植えの見ごろは2~3か月です。次の寄せ植えは春のつもりで秋と冬を楽しむ苗を選んでみましょう。

秋の寄せ植えにおススメの材料

■メインになる花材
・ケイトウ(セロシア)(ヒユ科)
・フォーチュンベゴニア(シュウカイドウ科)
・コスモス(キク科)
・ナデシコ(ナデシコ科)
・千日紅(ヒユ科)
・ガーデンシクラメン(サクラソウ科)

トウガラシ・ナデシコ

■実物花材
・ハッピーベリー(ツツジ科)
・観賞用トウガラシ(ナス科)
・花ナス(ナス科)

■カラーリーフ
・ヒューケラ(ユキノシタ科)
・チドメグサ(ウコギ科)
・アルテルナンテラ(ヒユ科)
・パープルファウンテングラス(イネ科)
・パニカム(イネ科)
・フウチソウ(イネ科)
・カレックス(カヤツリグサ科)

チェッカーベリー・エリカ・シクラメンなど

植物の性質を合わせて

寄せ植えの場合、同じ性質の植物を一緒に植えるのが基本です。ほとんどの植物は中性~弱酸性を好みます。特に酸性に傾いているのはツツジ科くらいです。また、同じ科の植物だと似たような形状や雰囲気をしているものが多いです。水やりの間隔や日当たりの好みなど、それぞれ性質がありますので、ネット検索なども利用して調べながら組み合わせていくことをおすすめします。

春に向けての楽しみも

秋の寄せ植えでは、春に咲く球根を仕込んでおくことも楽しみの一つになります!根の柔らかい1年草の下に球根を植えておくと、春には芽が出始め、いずれ花が咲くと忘れていたころにラッキーな気分になれるかもしれません。

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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