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お花をもらって嬉しい?


駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。

まだまだ残暑が厳しく、年々長くなってない?と思うくらいです。
花屋の方も徐々に秋のお花が並びます。基本的に産地が切り替わっていたりして、同じものが長く置いてあるように見えますが、確実に秋が近づいています!

お花屋さんは、季節やイベント商売ですが、できれば日常にお花を置く生活も楽しんでほしいものです。しかし、毎日忙しい生活の中でお花を飾って豊かに暮らそう!と思っている人がどのくらいいらっしゃるでしょうか。

え?お花が嫌い?!

SNSを覗いていて驚いたことがあります。
仏壇がある家であれば、持ちの良い菊やカーネーションならば普段から飾るということもあるでしょう。そうでなく、自宅用で買うのはハードルが高い…だけど、送別会や母の日で頂いたけど、飾り方がわからないなど、ましてやお花は嫌い!という方もいるくらいの時代で本当に驚きです!

可愛いお花を頂いた瞬間は、誰でもすごく嬉しいと思うのですが、なぜ嫌い…?
これは、あくまで私の想像ですが…「切花はいずれ枯れる」=「ゴミになる」。確かにそうです、枯れます。枯れて腐ってしまうものを頂いたのが困るということになる…?

私もずっと前に勤めていた会社の先輩が結婚された際に、「次はあなただね!」という意味で実際に使ったブライダルブーケを頂きました。これがきっかけでお花を習い始めたのですが、習い始めた理由は、そのブーケが枯れたのが切なかった、けれど、その手の込んだ素晴らしい技術に感動して、同じものがまた造れるのなら、造ってみたい!という気持ちでした。もともとお花が嫌いなわけではなかったですが、特別好きというほどでもなかった程度。知識も技術もゼロ。お花がこんなふうに人の気持ちを変えることが出来るのだと思ったからです。

お花=ゴミと思ってしまった方…確かにゴミになりますが、植物はいずれ土に還ることができる有機物です。無駄なものではないと私は思います。つまり、その時の贈った方の気持ちの表れです。その美しい姿がずっと永遠に記憶に残ると思います。自分のために咲いてくれた花は、枯れてしまうとゴミになりますが、それを嫌うと同じように生きている自分も嫌っているようなのものなのです。

残そうとしなくても大丈夫

お花をわざわざ買おうとしなくても、お店や道に咲いているものにでも興味を持ってみてほしいです。もらったお花を眺める時間を作ってほしいと思います。切花はそのうち絶対に枯れる、それまで綺麗な間だけ飾って、腐ってしまう前に「ありがとう」と思って、サッと潔く処分すれば、心は痛まないです。

永遠に飾りたい、できれば残しておきたいというのは、一部を押し花にしたり、写真に撮っておくだけで十分だと思います。そうすれば、また次のお花を飾る気分にもなることでしょう。

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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ふれあいホームタウンは、コンシェルジュがいるから、気軽に立ち寄れる総合住宅展示場。
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